申ジエ(韓国)が自身のインスタグラムを更新。オーストラリア南東部の海沿いにある13th ビーチ ゴルフ リンクスで開催された「2025 ヴィックオープン」に参戦したことを投稿した。
「この大会はいつも私に挑戦してきます。今年も例外ではありませんでした」と記したジエ。「ヴィックオープン」は同じゴルフ場にある2つのコースを利用して、男女の大会が同時に開催される。23年大会ではジエが優勝を飾っており、歴代チャンピオンの1人として今年も参加した。そして「コースは素晴らしかったです。グラウンドキーパーの功績です」とコースコンディションを絶賛した。
大会にはジエと練習を重ねている金澤志奈をはじめ何人かの日本人選手も参戦。3日目を終えて首位は9アンダーの井上円、金澤は2打差の2位につけていた。ところが最終日には強風が吹き荒れ、すべての選手が大きくスコアを崩す展開に。最終日にアンダーパーを記録する選手はいない中、スー・オー(オーストラリア)がこの日のベストスコア「74」で回り、4日間トータルでイーブンパー。首位と7打差、10位タイからの大逆転優勝をした。金澤は1打差の2位、井上は3位でフィニッシュ。ジエは13位だった。
大会を終えたジエは「大会で大勢の若い選手たちに会えたのはとても素晴らしいことでした。オーストラリアのゴルフ界は、これらの選手たち支えられた素晴らしい未来があるでしょう」と感想を綴っていた。
投稿ではスタッフと共にサムズアップをした写真、チップインを決めたアプローチやバーディパットを決めてガッツポーズをする動画を公開。大きく揺れるピンやブッシュを見ても風の強さが伝わってくる。またホールアウトした金澤とハグをする動画や、金澤のプレーをグリーンサイドで見守りながらスタッフと言葉を交わす動画、若い選手たちと自撮りをする姿なども公開した。
「最後に、ヴィックオープンのスポンサー、ボランティア、ファンの皆様のご支援とご尽力に感謝いたします」と感謝の言葉。そして「また皆さんにお会いできることを楽しみにしています」と投稿を締めくくった。