米国男子ツアー（PGA）が公式インスタグラムを更新。ローリー・マキロイ（北アイルランド）と“ビッグ・パピ”の愛称で親しまれている元メジャーリーガーのデビッド・オルティーズ（ドミニカ）の2ショットを公開した。

ドミニカ出身のオルティーズは2003年にボストン・レッドソックスに移籍すると、16年に引退するまでの間にホームラン王を1回、打点王を3回獲得。また通算10回の「30本塁打・100打点」を記録するなど、強打者としてファンを熱狂させた。引退を機に背番号「34」はレッドソックスの永久欠番に。また22年にはアメリカ野球殿堂入りを果たしている。

一方、バーチャルゴルフリーグ『TGL』の創設者の1人でもあるマキロイは、ボストン・コモンゴルフに所属することが発表されている。このチームは、レッドソックスのオーナーでもあるフェンウェイスポーツグループがオーナーを務めている。
 
このボストンのレジェンド2人の写真は「コグニザント クラシック in ザ・パームビーチズ」で撮られたもの。PGAは、この後の投稿で2人が楽しそうに会話をしながらラウンドする動画も公開している。
 
そして、このフロリダ州のパームビーチガーデンズで開催される大会はマキロイにとっては思い出の大会だ。2012年の大会（当時は「ザ・ホンダ・クラシック」）で、マキロイは最終日にタイガー・ウッズ（米国）の「62」という猛追を振り切り2打差で優勝。この勝利で世界ランキング1位の座を獲得したのだった。

マキロイはDPワールド（欧州）ツアーでは、1月に優勝、2位タイと素晴らしいスタートを決めている。PGAでも思い出の大会で好成績を残すことができるのか。多くのファンの注目を集めている。