ライダーカップ米国選抜が会場入り 動画に映る選手たちはどんな活躍をした?
ライダーカップの米国選抜公式インスタグラムで、会場にて調整する選手の姿が公開された。
配信日時:2023年9月26日 02時26分
いよいよ開幕する、米国選抜と欧州選抜が名誉をかけて戦う「ライダーカップ」。両チームの選手が会場に入り、着々と準備を進めている。そんななか、米国選抜の公式インスタグラムにて、選手たちが練習する様子が公開された。
動画の最初に映るのは、世界ランキング1位のスコッティ・シェフラー。2023年シーズンは優勝が2回、トップ3が8回と抜群の安定感を見せたが、プレーオフシリーズではパターを決めきれないシーンが目立ち、年間王者には惜しくも手が届かなかった。ただし、ショットでチャンスにつける力はツアー随一。ライダーカップでの活躍も大いに期待できる。
キャディバッグを担ぎ、ボールを持って練習に向かおうとしているのはコリン・モリカワだ。23年シーズンは優勝こそなかったものの、トップ10が7回。プレーオフシリーズ最終戦「ツアー選手権」では初日に「61」をマークして飛び出し、6位タイでフィニッシュしている。
飲み物を片手に練習場を歩いているのは、9年連続でのプレーオフシリーズ進出を逃がしたジャスティン・トーマス。23年シーズンは不調に陥り、メジャー4戦中3戦で予選敗退。それでもこれまでの実績から、米国選抜主将のザック・ジョンソンの指名によりチーム入りを果たした。
ショット練習しているのは、ジョーダン・スピース。左手のケガにより18年頃は大スランプに陥っていたものの、23年シーズンは「マスターズ」で4位に入るなど安定した活躍を見せた。トーマスとはプライベートから仲が良く、過去のライダーカップでは抜群のコンビネーションを見せている。今大会もトーマス、スピースコンビの活躍が期待される。
その次に映ったのは、母が日本育ち、祖父母は現在渋谷区に在住と、日本と縁があるザンダー・シャウフェレ。23年シーズンは、23試合に出場し、決勝ラウンドをプレーしなかったのは棄権した1試合だけと、抜群の安定感をみせた。「ツアー選手権」ではビクトル・ホブラン(ノルウェー)に一歩及ばなかったが、最終日に「62」をマークして2位フィニッシュしている。
最後に登場したのは、サム・バーンズ。23年シーズンは「WGC - デルテクノロジーズマッチプレー」でシェフラー、キャメロン・ヤングといった猛者たちを破って優勝した。今大会に向けてツーブロックの刈り上げている部分に「USA」のバリアートを描くほど、気合が入っている。
他にも、リッキー・ファウラーやマックス・ホーマ、ブルックス・ケプカといった豪華なメンバーが集まる米国選抜。前回大会に続き勝利となるか。開幕が待ち遠しい。