小林夢果が自身のインスタグラムを更新。会期中に20歳の誕生日を迎えたステップ・アップ・ツアー「山陰ご縁むす美レディース」を振り返った。

小林はこの大会を3日間トータルで6オーバー、48位タイで終了した。2日目までイーブンパーで好位につけていたものの、最終日に6オーバーで一気に順位を下げてしまったのだ。小林は「3日間ありがとうございました」と感謝を述べつつも、「最終日、自分なりのプレーができず本当に悔しい1日でした」との思いを綴った。

その小林は大会の2日目、9月1日の誕生日で20歳となった。「2日目は、10代最後の試合でもあり、20代最初の試合でした」と、成人という大きな節目となる誕生日を迎えた大会だったことも明かした。

それだけに、20歳で迎えた最初のラウンドでの6オーバーは残念だったに違いない。それでも「たくさんの方に『おめでとう』って言ってもらえて本当に嬉しかったです　ありがとうございました」と感謝した。

投稿では、ショットの後に笑顔でボールの行方を見つめる姿や、片目を閉じて打球方向を見定める姿、遠くに市街地が見える打ち下ろしホールでショットを放つ後ろ姿など、たくさんの写真が公開された。そしてこの投稿には「がんばれ！」「応援しています」「優勝めざして」と、ファンからの力強い声援が寄せられていた。

小林は、尾崎将司が指導する『ジャンボアカデミー』の一員として、原英莉花、笹生優花、西郷真央に次いで誕生した4人目の女子プロゴルファーだ。中学校を卒業する頃からアカデミーに通い腕を磨いてきた。武器はドライバーで、豪快な飛距離は注目を集める存在となっている。

小林は「あと10試合　残り少ないですが気合い入れて頑張るので、応援よろしくお願いします」と投稿を締めくくった。「あと10試合しかない」のか「まだ10試合もある」のかは気持ちの持ち方。ここは心機一転、「20歳の小林夢果」の躍進を期待したい。