3番ウッドを37年間も使い込んだ! 帝王ジャック・ニクラスの驚きエピソードを大公開 アナタはいくつ知っている?
米国男子ツアーが公式インスタグラムを更新。ジャック・ニクラスの9つの意外なエピソードを紹介した。
配信日時:2024年6月5日 06時59分
米国男子ツアーが公式インスタグラムを更新。「あなたが(たぶん)知らないジャック・ニクラス(米国)の9つの事実」と題して、これまであまり話題に上らなかった意外なエピソードを紹介した。
一つ目は、ニクラスは存命する人物としてイギリスの皇室メンバー以外では初めて紙幣にデザインされた人物であるということ。綺麗に額装された5ポンド紙幣には、優勝トロフィーを抱えたニクラスのイラストが描かれているのが見てとれる。
またニクラスは55年以上にわたり数多くのコースの設計に携わってきたが、その最初は著名な設計家のピート・ダイに協力したハーバータウン・ゴルフリンクスだった。このコースでは開場した1969年からPGAツアー「RBCヘリテージ」が開催され、今日まで続いている。
ニクラスは1960年7月23日に結婚式を挙げたが、その日の朝、彼は3人の友人と18ホールのゴルフを楽しんでいた。ここでは花嫁と腕を組んだ若々しいニクラスの写真を披露。
続いて使い込んだパーシモンの3番ウッドの写真が登場。これは1958年から1995年まで37年間にわたり使い続けてきたクラブとのこと。アマチュア時代の勝利やプロとしてメジャー大会18勝のすべてを共に戦い抜いてきたクラブだ。しかも、他のクラブは定期的にグリップを交換しているものの、このクラブだけは1983年に1回交換しただけという。
さらにメジャー18勝は歴代第1位の偉業だが、メジャー2位は19回、トップ10は73回にも及ぶということ。ゴルフをする際にはポケットに3つのコインを入れており、1つはマーカーに使用、1つは対戦対手が必要としている時のため、そしてもう1つは最初のコインを無くしてしまった時の予備ということ。学生時代は父のように薬剤師となることを考え、父がチェーン展開するドラッグストアの経営に携わることを考えていたということなどを紹介。ここでは父との2ショット、そして「ニクラス薬局」の懐かしい写真が公開されていた。
この投稿を見たゴルフファンは、「ニクラスは本当にGOAT(Greatest Of All Time)だ!」「ニクラスの試合を観戦できて幸せでした 彼の人生に感服します」「その3番ウッドは信じられないよ」などなど、帝王ジャック・ニクラスの素晴らしい実績の裏に隠された驚きのエピソードに驚嘆するコメントが数多く寄せられていた。