米国男子ツアーが公式インスタグラムを更新。女子プロバスケットボール選手のケイトリン・クラーク（米国）がオフシーズンにチームメートとゴルフを楽しむ様子を動画で公開した。

クラークは昨年まで大学リーグで大活躍。男女を通じて通算最多得点記録を打ち立てている。今年4月に行われたWNBA（全米女子バスケットボール協会）のドラフトでは、全体の第1位でインディアナ・フィーバーの指名を受けてプロ入りした。

公開された動画にはショートホールでのティショットが映されている。183センチの長身から放たれたボールの行方を、身を乗り出すようにして見つめるクラーク。すると突然の大喜び。一緒にラウンドしていたチームメートのレクシー・ハル（米国）も「オー・マイ・ゴッド！」を繰り返す。クラークはティーイングエリアの周りを飛び跳ねると、最後は芝にゴロリと横になってしまった。

この喜びようから「まさかのホールインワン」も期待させたが、次の動画を見るとボールはピンそば1メートルほどにつけたナイスショットだった。クラークはカメラを意識しながらも、しっかりとバーディをゲット。グリーン上をひと回りして喜びをかみしめていた。

投稿ではバスケットボールのユニフォーム姿と、ゴルフをする姿を並べた写真も公開。その画面上にはクラークのオフシーズンのプランとして「私はプロゴルファーを目指します」と記されていた。

この投稿にクラーク本人がコメント。「そうね、でもこの後3ホール続けてトリプルボギーを打ってしまって、もうクラブを水の中に投げちゃったわ」と、この後は苦戦したことを明かしていた。しかし米国女子ツアーのメジャー大会「シェブロン選手権」の公式インスタグラムは「はい、ぜひお願いします。歓迎する準備は出来ていますよ」とクラークのプロゴルファーへの転身を望んでいる洒落たコメントを残していた。

バスケットボールの新星にはゴルフ界も大いに注目しているようだ。