ゴルフボールに興味津々? 「プエルトリコ・オープン」にイグアナ参戦
米国男子ツアーが公式インスタグラムを更新。今週開催される「プエルトリコ・オープン」の過去の大会で撮影された珍しい動画を公開した。
配信日時:2024年3月6日 04時51分
今週の米国男子ツアーは招待選手120名のみが出場できる「アーノルド・パーマー招待」と同時に、カリブ海に浮かぶ島では「プエルトリコ・オープン」が開催される。ランキング上位の選手がフロリダ州に集まる一方、プエルトリコには新進気鋭の若手や復活を目指すベテラン選手が集結し優勝を競いあう。
その「プエルトリコ・オープン」の過去の大会で撮影された珍しい動画をPGA公式インスタグラムが公開した。
「ちょっとしたラウンド中のおやつ」と記された投稿文と共に公開された動画では、何とイグアナが登場。目の前のボールに興味津々の様子で、5回ほどかぶりつこうとするのだが、ボールはコロコロと逃げていくばかり。するとイグアナは諦めたのか、あるいはボール遊びに飽きてしまったのか、ラフの先の茂みへと帰っていった。その走るスピードにも驚かされるばかりだ。
この一部始終は綺麗な映像で撮影されており、実況するアナウンサーと解説者の笑い声も収録されていることから、テレビ中継の最中に起きたハプニングのようだ。
ちなみに、ラウンド中に動物によってボールの位置を動かされてしまった場合の対処法はどうなるのか。鳥や動物などゴルフルールが定める「局外者」によって、ボールの位置を動かされたり、持ち去られたりした場合には、ペナルティ無しで元々あったと思われる場所にドロップすることができる。
ただし、ラフでボールが見つからない時に、「鳥に持ち去られてしまったのだろう」と推測することは出来ない。またパターで打ったボールが「局外者」によって方向が変わり、カップインした場合は、残念ながら無罰での打ち直しとなるのでご注意を。
今年の「プエルトリコ・オープン」には、久常涼、小平智、蝉川泰果の3選手が出場する予定。思わぬ「局外者」に邪魔されることなく好成績を残してくれることを期待したい。