脱出困難なアリソンバンカーに井上莉花が挑戦 はたしてその結果は?
井上莉花が自身のインスタグラムを更新。アゴの高いバンカーからの脱出に挑む動画を公開した。
配信日時:2024年3月25日 07時24分
プロテスト合格を目指し研鑽を積む井上莉花が自身のインスタグラムを更新。川奈ホテルゴルフコースでアゴの高いバンカーからの脱出に挑む動画を公開した。
「川奈の最終ホール(試合では1H?)の顎高バンカーに挑戦! ※許可を得て打たせてもらいました」と記した井上。この文から、ここは2つある川奈ホテルゴルフコースでも、国内女子ツアー「フジサンケイレディス」が開催される富士コースということが分かる。
富士コースはイギリスの設計家、チャールズ・アリソン氏による設計で、アゴの高いバンカーが配されているのが特徴の一つ。ちなみに、アゴの高いバンカーを設計者の名前をとって「アリソンバンカー」と呼ぶようになったが、これは日本だけの呼び名とのこと。
井上は18番ホールのアゴの高いガードバンカーからの脱出に挑戦。しかしボールはバンカーの縁に当たると、再びバンカー内に戻ってきてしまった。悔しそうな様子を見せた井上は「見事に出なかったのでTHE SECOND TAKE」と、2回目の挑戦をしたところ、今度は綺麗に脱出し面目躍如を果たした。
この投稿を見たファンは「ナイスショット!」とコメント。そして「リカさんでも一発で出せないなら、自分だったら一生出ません」「凄いですね 僕なら上がりません」「出ただけすごい!!」など、会心のショットを称賛した。
ラウンドでは絶対に入れたくない脱出困難なバンカーではあるが、挑戦意欲を掻き立てられるバンカーでもある。アリソン氏は1930年12月に来日するとわずかに2カ月半の滞在期間で川奈ホテル富士コースの他に、東京ゴルフ倶楽部朝霞コース(埼玉県・現存せず)、藤沢カントリー倶楽部(神奈川県・現存せず)、廣野ゴルフ倶楽部(兵庫県)を設計。霞が関カンツリー倶楽部東コース(埼玉県)、鳴尾ゴルフ倶楽部(兵庫県)、茨木カンツリー倶楽部東コース(大阪府)の監修や改造に関わっている。機会があれば、本物の「アリソンバンカー」に挑戦してみてはいかがだろうか。