小平智が自身のインスタグラムを更新。メキシコで開催される米国ツアー「ワールドワイド・テクノロジー選手権」の練習ラウンドを、石川遼、平田憲聖とともに行ったことを報告した。

石川と平田は、ひとつ前の大会「ZOZOチャンピオンシップ」でトップテンに入る成績を上げ、本大会への出場権を獲得しての参戦。練習ラウンドで2人の好調を強く感じ取ったのか、小平は「2人ともビシビシきてる　今週も上位きそう」と、2大会続けて好成績をあげる予感を記していた。
 
一方、来季の米国ツアーへの出場権を獲得するために、全7戦で獲得したポイントを争う「FedEx Cup フォール」に挑戦中の小平。前大会を12位タイで終え、フェデックス・ポイントのランキングも183位から154位にまで一気にアップさせた。このランキングで125位以内に入れば来季のフルシード、150位以内ならば準シードを獲得できるのだ。あとわずかの所まで順位を上げてきている。
 
「FedEx Cup フォール」第5戦として開催される本大会。小平にとっては大切な一戦となるが、「自分はまだウェイティング2番で練習をしっかりして出れる準備をしときます」と、出場機会を待つ状態であることを明かした。
 
この投稿には「試合出れますように」と小平の出場を願う声と同時に、「3人で日本男子ゴルフの強さ見せてきてくださいね」「3人で優勝争い盛り上げて下さい」と日本人選手の活躍を願う声も寄せられていた。

移動距離の長い米国ツアーを主戦場にしている小平だが、この投稿の最後にはハッシュタグを添えて「メキシコ」「暑い」「時差ぼけ」と記している。しかし、そんな中でも着実に練習を重ね万全の態勢を整える小平まで出場権は降りてくるのだろうか。本大会はもちろん、「FedEx Cup フォール」全7戦を見据えた小平の戦いも正念場を迎えている。