「神さまがついている」 渋野日向子が見せた10秒ルールのナイスバーディ!
全米女子オープンが公式インスタグラムを更新。同大会で見せた渋野日向子の奇跡のバーディパットを動画で公開した。
配信日時:2024年6月3日 01時57分
全米女子オープンが公式インスタグラムを更新。「今にも落ちそうに見えるのだけど…」と記すと、同大会で見せた渋野日向子の奇跡のバーディパットを動画で公開した。
久しぶりに激しい優勝争いを展開していた渋野。3日目の14番ホール、パー4で打ったセカンドショットはグリーンのカラーに。そこから打ったバーディパットは速いグリーンをゆっくりとしたスピードでカップに向かう。しかし、完全にラインに乗ってはいたものの、カップの縁でピタリと止まってしまったのだ。
ルールに基づきカップまで歩み寄った渋野はその場で10秒待つのだが、何と、ボールはその間にコロリとカップイン。奇跡のバーディに、ギャラリーは大歓声。渋野も “しぶこスマイル” で応えていた。
このバーディには日本でテレビ観戦していた多くの渋野ファンも大興奮。「こーゆープレイが出る時は、プロの選手では絶好調の無双状態」「渋野プロ復活ののろしが上がっている感じですね!」「キタ、キター 全米制覇目前」「やっぱり持ってますね」と、メジャー大会2勝目に向けて、コメント欄もたいへんな盛り上がりだ。
3日目を終えた時点で渋野は3アンダー、単独4位。優勝を目指した最終日は、上位陣がスコアを伸ばすのに苦労した中、1アンダー単独2位でフィニッシュ。優勝は4アンダーで笹生優花が「全米女子オープン」2回目となる逆転優勝。日本人選手としては樋口久子、渋野、松山英樹に次ぐ4人目のメジャー大会チャンピオンとなった(1回目の優勝時はフィリピン選手として出場)。さらに今回は日本人選手のワンツーフィニッシュという快挙も達成して見せた。
今季の渋野は、これまで9試合に参戦するも予選通過は3試合のみ。最高順位も50位タイと苦戦を強いられてきたが、この試合で一気に大爆発。久しぶりの優勝を再びメジャー大会でと期待したファンも多かったことだろう。今回の大活躍を契機に、シーズン中盤以降、渋野のさらなる快進撃、そして米国ツアー2勝目へ、ファンの声援にもますます力が入る。