日本女子プロゴルフ協会が公式インスタグラムを更新。「前半戦のミラクルプレーをもう一度」と題した投稿の第1弾として、尾関彩美悠が見せた水切りショットを動画で公開した。

動画で紹介されたのは、「アース・モンダミンカップ」の最終日、9番ショートホールだった。この大会を尾関は21位タイで予選通過。3日目に「67」を出して一気に順位を7位タイまで引き上げたのだが、最終日にスコアを伸ばすことが出来ず、そのまま7位タイでフィニッシュしたのだった。
 
その9番ホールのティショット。ボールはおそらく想定よりも低い弾道を描き、尾関も心配そうに見つめている。打った後の仕草や表情からはミスショットの気配が濃厚だ。
 
その心配は的中し、ボールはグリーンには届かず、そのまま池へ。ところが低いボールが功を奏したのか、何と池の水面でバウンドすると見事にワンオン。解説者も「すごい！ 水切りショット、素晴らしい！」と、あえてミスは指摘せずにワンオンを称賛。尾関も安心した様子で笑顔を浮かべていた。
 
この投稿を見たファンは、「運も味方につけないと上位につけれないよね」「女神が微笑んだ」「当たり前だけど可愛い子の笑顔は可愛いね」「戸惑い気味な笑顔が可愛すぎる」と、尾関の強運と安堵の表情を喜んでいた。
 
今季の尾関は、これまで18試合に参戦。序盤こそ3試合の予選落ちもあったが、それ以降はトップ10に5回入るなど、着実に上位に付けている。メルセデス・ランキングは現在12位。獲得賞金もすでに昨年の年間成績に迫ろうかという勢いだ。
 
オープンウィーク明けには福岡県で開催される「大東建託・いい部屋ネットレディス」に参戦する。前半戦の好調を維持し、後半戦では2022年の「住友生命Vitalityレディス 東海クラシック」以来のツアー2勝目を挙げることを、ファンは期待している。