米国女子ツアー日本版が公式インスタグラムを更新。「お帰りなさい　メジャー優勝後の初戦へ」と記すと、約1カ月ぶりにツアーに参戦する古江彩佳の練習ラウンド中にインタビューをする動画を公開した。

古江はフランスで開催された「アムンディ・エビアン選手権」でツアー2勝目を飾った。それから1カ月、ツアーへの復帰初戦はルーキーイヤーだった2022年に嬉しい初優勝を飾った「ISPS HANDA スコティッシュ女子オープン」だ。
 
最初にこの1カ月間の過ごし方を問われると、「日本に帰ってみんなにお祝いしてもらったり、リラックスしたりしていました」と回答。そして早めにスコットランドに移動すると、車のレースを観戦したり、美術館を見学したりと、こちらでも寛いでいたとのこと。
 
メジャーチャンピオンとなったことについては、「私自身はあまり変わらないですけど、大きな大会で優勝できたことは凄く自信に繋がっています」「変わらず優勝することが大事だと思っているので、しっかり勝っていけるように頑張りたい」と答え、これからの抱負にも触れていた。
 
「ISPS HANDA スコティッシュ女子オープン」が開催されるのはスコットランド西海岸にあるダンドナルド・リンクス。動画でもコースに樹木は少なく、深いラフが風にあおられて大きく揺れているのが見える。
 
そして古江も8月というのに長袖で厚めのトップスに、風除けのウェアも重ね着するなど装備も厳重だ。あらためてリンクスコースの難しさも感じさせる動画にもなっていた。
 
久しぶりにトーナメントに参戦する古江の姿を見たファンは、「久しぶりに彩佳ちゃんのプレーが見れます 嬉しい」「いつもの通りの爽快なプレーを期待しています」「さあ、エティ、行こう！」と声援。さらにこの次のメジャー大会「AIG女子オープン」（全英女子）も見据えて、「貴女はエビアンの優勝者!! 全英も狙える」「スコットランドでの活躍が待ちきれないくらい楽しみです」と、大きな期待を寄せていた。
 
古江は「ISPS HANDA スコティッシュ女子オープン」の予選は、ツアー3勝、今季はトップ10に6回も入っているアリー・ユーイング（米国）、メジャー2勝を含むツアー10勝、先週はパリ五輪にも出場していたミンジー・リー（オーストラリア）と同組でラウンド。同大会で2回目の優勝者となることを目指す。