女子プロゴルファーの阿部未悠が自身のインスタグラムを更新。開催中の「NOBUTA GROUP マスターズGCレディース」を最後に日本ツアーから引退するイ・ボミ（韓国）と撮影したツーショットと共に、ジュニア時代に撮影した懐かしい写真もあわせて公開した。

「ついに、、ボミオンニの引退試合です」と記した阿部は、前週の大会の練習場で撮影したツーショットを公開した。干支で数えたら一回り年が離れた2人。ボミオンニ（お姉さん）が優しく肩に手を回している。

続けて公開された写真は、7年前、まだ阿部が高校1年生の時に写した貴重な写真だ。阿部を真ん中にボミと、やはり日本ツアーで活躍する韓国出身の黄アルムが写っている。

阿部は「ジュニアの時合宿に同じコーチのチームで　連れて行ってもらった時には　挨拶するのも、質問するのも、　後ろで打つのもガチガチに緊張して　全く当たらなくなったのを覚えています。笑」と、当時を振り返った。7年前の2016年と言えば、ボミが昨年に続けて賞金女王に輝いた年だ。高校生ゴルファーが緊張するのもうなづける。

阿部は、投稿の最後にハッシュタグを添えて「緊張しすぎて笑えてない」「初めてのラウンドでめちゃくちゃ緊張しすぎて」「手が震えていました爆笑」と、今だから語ることができる裏話も披露した。

「そんな私がまさかプロになって　引退試合に一緒に出れるなんて、、嬉しい気持ちと寂しい気持ちが　半分くらいかな？　寂しい気持ちの方が強いかもしれません」と綴り、ボミとの別れを惜しんだ。

「可愛くて、強くて、優しいボミオンニ。本当に本当に大好きです　日本ツアーでの12年間、お疲れ様でした」とボミに寄せる思いを正直に綴った。そして「ボミオンニにとってこの１週間が　素敵な思い出のたくさんな　１週間になりますように」と、日本では最後となる試合が、ボミにとって素晴らしいものとなることを願う気持ちを綴った。

この投稿にファンからは「いい写真が撮れましたね」「素敵なつながりですね」などのコメントが寄せられたが、同時に「笑顔で楽しんで、良い成績を…」「あなたも素晴らしい1週間に」「ボミオンニに追い付き追い越すように頑張るのが最大の感謝ですよ」と、阿部の奮起を期待する応援も多かった。

阿部は21年にプロテストに合格。まだ優勝経験はないが、前週の「富士通レディース」では2位タイでフィニッシュするなど、今シーズンも安定した成績を残している。これからの活躍が期待される若手ゴルファーの1人だ。