「良い子はマネしないでください」 小平智がとんでもない傾斜から奇跡!?のショット
小平智が自身のインスタグラムを更新。バンカーの縁から打つアプローチショットの動画を公開した。
配信日時:2024年1月31日 06時50分
小平智が自身のインスタグラムを更新。思わぬトラブルに見舞われたアプローチショットの動画を、「良い子はマネしないでください笑」と注意書きを添えて公開した。
ボールが止まっているのは、バンカーに転がり落ちる寸前の斜面。スタンスは両足ともバンカーの中だ。ショットの前に「この斜面だから、こういう角度で(クラブヘッドを)入れなくてはいけない」と説明しながら、それはやらないだろうという極端な態勢でクラブの軌道を再現。その直後には左足を抑えて「あいたた…」と痛がったのもカメラ向けのサービスか。
そして慎重にアドレスを決めると、「傾斜に合わせるでしょ」「開く」とつぶやいた後にショット。強烈なのは面白過ぎるフィニッシュのポーズだ。こんな姿をトーナメントで見る機会はまずないだろう。
しかし小平はすぐに普通の姿勢に戻ると、そのままじっとボールの行方を見つめている。最初の狙い通りピンの左手前に落ちたボールはスーッとピンに寄っていく。それをしっかりと確認した小平は、想像していた以上の好結果だったのだろうか、「これ、上手いな」と会心の笑顔。撮影者から「ナイスです」と声を掛けられると、「どもっ!」と満足げな表情で答えていた。
小平は米国男子ツアーの今季出場権を獲得するラストチャンスとなる最終予選会では、わずかに1打足りずに涙を飲んだ。それでも、この予選会の結果によって第3回のリシャッフルまで12試合の下部コーン・フェリーツアーへの出場権を取得。自身のインスタグラムでも「来年はKORN FERRY TOURとDP WORLD TOUR が主戦場になります」と、引き続き海外を主戦場として戦うことを宣言している。限られた出場機会とはなるが、米ツアーで鍛え上げた粘り強さを発揮して、巻き返しを狙ってほしい。日本からも多くのファンが声援を送っている。