10秒が起こした奇跡!? 松山英樹のパットが制限時間ギリギリでコロンとカップイン
米国男子ツアーの日本版が公式インスタグラムを更新。カップの縁からコロンとカップインした松山英樹のパットを動画で公開した。
配信日時:2024年8月29日 05時21分
米国男子ツアーの日本版が公式インスタグラムを更新。一度はカップの縁に止まってしまったものの、制限時間ギリギリまで待っていると、最後にコロンとカップインした松山英樹のパットを動画で公開した。
この動画は2019年の「ツアー選手権」で収録されたもの。松山は4メートルほどのパットを優しいタッチで打つと、ボールはフックラインを描いてカップへと向かう。ところがカップを覗く位置でピタリと止まってしまうと、松山は「え、何で?」と言わんばかりに、身体をスッっと起こしてボールを見つめていた。
松山はゆっくりとカップに向かって歩き出したが、カメラはボールを大写しに。実況のアナウンサーは、このような場合10秒間は待つことができるとルールを説明していた。その制限時間もいっぱいかというところで、ボールはコロンとカップに落ちたのだった。
そのボールを拾い上げると、松山は嬉しそうな笑顔。投稿でも「今週も松山のこんな笑顔が見れるかな?」と、29日に開幕するシーズン最終戦でも素晴らしいプレーを見せてくれることに期待を寄せていた。
この動画を見たファンも、「絶対落ちる!って祈って見てたら…!」「画面観ながら、『フゥ』って、息を吹き掛けた」とカップインを信じ、画面を通じて手助けまでしていたことを明かしていた。
シーズン最終戦となる「ツアー選手権」は、FedExカップポイントランキング上位30名のみが出場できる大会。ここでの勝者が年間王者の栄冠を手にする。トータル10回目の挑戦となる松山がどのようなプレーを見せてくれるのか。多くの日本のファンが勝負の行方に注目している。