2月25日に誕生日を迎え32歳になった松山英樹。直前に出場した「ジェネシス招待」では見事に逆転優勝。優勝賞金約6億円という誕生日プレゼントを自ら獲得した。米国男子ツアーも公式インスタグラムで松山の誕生日を祝福すると、見事にカップインを決めた会心のショット動画をまとめて公開した。

「最高のリール」として公開されたのは10本の動画。ショットが素晴らしいのはもちろんだが、バンカーからダイレクトにカップインするダンクショットを決めると少し驚いた表情で笑顔、バンカー越しのアプロ―ツショットがバックスピンでカップインをすると大きく両手をあげてキャディとハイタッチ、池越えのショットではバックスピンと傾斜を生かして長い距離を戻し見事にカップインすると両手を高く掲げた後にガッツポーズ、グリーンに落ちてツーバウンド目にカップインをした時には冷静に片手をサッと挙げたのみと、松山が見せる表情も様々だ。

そして最後は今年1月にカリフォルニア州で開催された「ファーマーズ・インシュランス・オープン」の2日目に8番ホールで見せた、米ツアーでは初となるホールインワンだ。ここでの喜びは控えめだった。ちなみにカップインしたボールは、拾い上げるとそのままギャラリーに投げ入れてプレゼントした。
 
この投稿には海外のゴルフファンから、「Omedeto Gozaimasu Hideki san !」「まさに伝説！ 誕生日おめでとう！」「魔法使いだ」「ヒデキ マツヤマはダンクコンテストに出ないと」など、誕生日の祝福とショットの素晴らしさを称賛するコメントが数多く寄せられていた。
 
松山の次戦は3月7日に初日を迎える「アーノルド・パーマー招待」の予定。さらに翌週には「ザ・プレーヤーズ選手権」、4月には「マスターズ」と大きな大会が待ち構えている。首の痛みからも解放された松山の活躍、そしてマスターズ2回目の制覇へ、日本のゴルフファンの期待も大いに高まっている。