PGAの超名物アイランドグリーンにアマチュア95人が挑戦! 池ポチャはなんと102回
米国男子ツアーが公式インスタグラムを更新。「ザ・プレーヤーズ選手権」の名物ショートホールにアマチュア選手たちが挑戦した動画を公開した。
配信日時:2024年3月14日 07時59分
今週、米国フロリダ州で開催される「ザ・プレーヤーズ選手権」。会場となるTPCソーグラス ザ・プレイヤーズ・スタジアムCはツアー屈指の難コースとして知られているが、中でも注目を集めるのは、アイランドグリーンが印象的な17番ショートホールだ。プロゴルファーは確実に攻略しているが、アマチュア選手が挑戦したらどのような結果になるのか、米国男子ツアーの公式インスタグラムが興味深い結果を公開した。
「プロゴルファーはTPCソーグラスのアイランドグリーンを優しそうに見せていますが、去年、アマチュア選手たちはすぐにそうではないことに気付きました」と記された投稿。これは昨年1月に95人のアマチュア選手がこのコースに挑戦した時の記録だ。
1枚目の画像では、全選手の弾道が示されているが、多くのボールが大きくそれたり、ティイングエリアの目の前に落ちたりしているのが分かる。
続く動画では「テレビで見るより大きなグリーンに見えるね」「威圧的だけど、象徴的なショットのひとつ。他の選手のショットを見ていると、ちょっと不安になるけどね」などと解説をした人も、残念ながら池に落としてしまった。
彼らの他にも、池に落としてしまった選手は「Oh my God!」と嘆いたり、SNSでも流せないような言葉で悔しさを表現したり、2発続けて池につかまると「もうドロップゾーンに行くよ」と攻略をあきらめたりと、反応は様々だった。
そんな中、見事にバーディをとった1人はグリーン上を小走りして喜びを表現。また女子選手は「グリーンの奥のエッジから打ちました。タイガー・ウッズが打ったみたいにね」と会心のバーディを振り返った。
結局、95人の選手でバーディをとれたのは僅かに3人。パー23人、ボギー12人、ダブルボギー11人、トリプルボギー19人、それ以上が最多の27人となっている。これをプロゴルファー109人の結果と比べると、池につかまった回数はアマ102回に対してプロは13回。アベレージはアマ5.37、プロ3.11。プロでダブルボギー以上を叩いたのは9人だけだった。
大きな池に浮島グリーンでは、力が入ってしまうのはよく理解できるが、動画の最後には「ここはプレーするのが楽しいホールです。あがり3ホールこそが、このコースに何度も挑戦したくなる理由です」とアナウンスされていた。このショートホール、ゴルフを楽しむ人なら一度は挑戦してみたくなるのは間違いないだろう。