FW・UTでピンを狙って止める! 青木瀬令奈は“直ドラ”を練習に取り入れていた
高精度のFW・UTを武器に9季連続のシードを獲得している青木瀬令奈。フェアウェイウッドが上手くなる練習を聞くと「直ドラ」と答える。
配信日時:2025年1月26日 05時32分
9季連続のシードを獲得している青木瀬令奈の武器はフェアウェイウッドとユーティリティ。ただ方向性よく飛ばすだけでなく、ピンを狙って止める技術を持っている。そんな青木にフェアウェイウッドが上手くなる練習を聞くと「直ドラ」と答える。
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フェアウェイウッドが最短で上手くなる練習は、ティアップなしでドライバーを打つ〝直ドラ〞です。なぜ一番の練習になるかといったら、根性論みたいなところがあります。だって練習場で直ドラしたら、周りの目が気になるじゃないですか(笑)。メンタルが鍛えられます。
直ドラのポイントは大きい3Wだと思って打つこと。ボール位置とかセットアップは3Wと同じです。ヘッドが真ん中にあって、ボールは少し左足寄り。通常のティアップしたドライバーのようなアッパー軌道の意識はなく、ダウンブローに打っていきます。
軸が傾かないように体を回して、ライナーのイメージでインパクト後も目線を低くするといいですね。下からヘッドが来ると、直ドラは絶対に当たりませんから。勇気を持って振り抜けるようになると、フェアウェイウッドが簡単に感じますし、上がって止まるスピード感も身に付きます。
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