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フェースのいろんなところで打ってみる【児玉プロ飛距離UP講座】

フェースのいろんなところで打ってみる【児玉プロ飛距離UP講座】

フェースのいろんなところで打ってみる

配信日時:2008年3月20日 00時51分

最近のドライバー大きくなりましたよね!? 460CCまでルール公認で、スイートスポット(芯)も大きくてどこに当たれば一番飛ぶのかということさえ分からない事も多いのではないでしょうか?






 それでも、最近のドライバーは大きいので大きなコインくらいのエリアで打てば、そこそこ飛ぶように出来ています。どこが芯で一番飛ぶところ(激芯)なのか、実際に練習場で探してもらいたいと思います。

練習方法はとても簡単で、わざと芯を外していろんなところで打ってみるのです。わざと芯を外すというのは難しいかもしれませんが、ボールの上めを振ってみようとか、下めを打ってみようとか手前め、奥め、みたいに遊び半分で試してみるだけで良いと思います。

基本的にはフェースのど真ん中から下寄りで打つとバックスピン量が増えてしまい、ど真ん中より上寄りで打つとバックスピンが少なくなります。フェースのど真ん中より先寄りで打つとフックスピンが多めにかかりやすくなり、フェースのど真ん中よりヒール寄り(自分寄り)で打つとスライススピンが多くかかりやすくなります。これはギア効果と呼ばれるものでフェースのあるポイントから上下左右にズレてしまうと上下左右にスピンがかかってしまうというものです。

ヘッドスピードの速いゴルファーの場合、フェースのど真ん中より少し上目に当たるとスピンを抑えた低スピンのボールになります。しかし、この部分で打ってはいけないゴルファーもいらっしゃいます。それはヘッドスピードが遅いゴルファーです。ヘッドスピードが遅いゴルファーがこのポイントで打ってしまうと、ボールのバックスピン量が少なすぎてボールに浮力をかけることが出来ずにボールが急激にお辞儀してしまうドロップボールになってしまいます。ヘッドスピードが遅いゴルファーはバックスピン量を増やしてボールに浮力をかけてあげる必要があるのです。

 練習場では、自分でいろんなポイントで打ってみて、今ここで打ったんだと判断できるようになってください。練習用のショットマーカー(ボールが当たったところに痕が残る)みたいに、どこで打ったかくっきりと写るものもあります。最初は大まかに判断できれば良いと思います。今のは、先だったとか、下だったとか、ヒールだったとか、できれば、そこで打ったときの打感と飛んでいく弾道を覚えておいてください。それが分かれば、打った後すぐに自分の感覚と弾道のズレをフィードバックすることが出来るようになります。今自分はどこで打ったのだろう?ではダメですよ!!

 自分はここで打てば最高に飛ばせるという打点(クラブフェースのボールが当たる点)を見つけてください。それは弾道測定器を使うとさらに詳しく調べることが出来ます。ゴルフショップなどで気軽に弾道診断もしてくれると思いますよ。

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