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    シャフトのしなりを感じてますか?

    シャフトのしなりを感じてますか?

    配信日時:2008年4月30日 14時05分

    • レッスン
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     シャフトがしなることで全てのゴルファーがボールを遠くに飛ばすことが出来ているのです。これが全くしならない棒(シャフト)であれば、力がある人が飛び、力のない人が飛ばないという事になるでしょう。


     シャフトのしなりを体感する練習法を紹介します。シャフトの大きくしなるクラブを用意します。男性なら女性用のクラブ、女性なら市販されている練習用のシャフトがフニャフニャしなるもので良いと思います。軟らかすぎて普段では使い物にならないようなシャフトのついたクラブを用意します。


     軟らかいシャフトでスイングするとインパクトまでに4回しなることが感じられると思います。1つめは、アドレスからバックスイングに入ったとき。2つめは、トップに振り上げたとき。3つめは、振り下ろしてくるとき。4つめは、インパクト&インパクト直前。最初の3つは、みなさん簡単に感じられるのではないかと思います。4つめのしなりは、シャフトのしなり戻りと言いますが、あまり大きくしなりを感じなくても良いです。ボールがつかまるという感覚は、自然とこのシャフトのしなり戻りを活かせているわけなんです。ボールがつかまらない、スライスボールになってしまう、というのは、シャフトが戻りきっていないということなんです。


     シャフトをしなり戻りさせるためにはインパクト直前で手元がアドレスの位置に戻ってきつつ、そこからはヘッドが先行していく形にならないとシャフトがしなり戻ってきません。クラブを力強く、早く振りたいと思うことで、手元がアドレスの位置よりも目標方向に先行してしまっているのです。しなり戻りを大きく使うためには、インパクト直前で手元を止めてヘッドを先行させていくというイメージが良いと思います。そうすることで、シャフトの機能性を最大限に引き出すことが出来るのです。


     軟らかいシャフトでボールを打ち、ボールが右にすっぽ抜けたり、スライスしてしまう時は、シャフトがしなり戻ってきていないというフィードバックを得て、次の球は引っかかっても良いつもりで、フックが出ても良いつもりでヘッドを先行させてあげてください。結果的に狙ったところに真っ直ぐ打ち出せてストレートに近い球を打てるように練習していけば、シャフトを使うタイミングを見つけることが出来ます。シャフトのしなりも味方につけて飛距離アップを目指してください!

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