真っ直ぐ遠くに飛ばすためには足腰の力が大切といいます。どのように大切なのかを説明していきましょう。

　ゴルフは地球上で行っていますから、地球と人間をつないでいる部位は足ですよね。足の裏からふくらはぎ、ハムストリングへと徐々に大きな筋肉で支えられています。この人間を支えている足の筋力が弱っていては力強いスイングどころか正しいスイングをすることすら出来ないのです。さらには、平らな練習場で良い球が打てても斜面に行くとミスショットしか出ないという事もあるのです。地面をしっかり掴み、強く蹴る事で力強い正しいスイングが出来て素早くクラブを振りぬくことができるのですね。

　足を鍛える方法ですが、意外と簡単で、歩く事ではないでしょうか？ジムや公園で走って足腰を鍛える事はとても素晴らしい事だと思いますが、それよりもゴルフ場で18ホール歩いてプレーするだけでも十分に足の筋力は鍛えられると思いますよ。最近のゴルフ場はカートが当たり前になっていて、18ホール歩きのゴルフ場だと「えっ、歩きなの!?」って言う人もいらっしゃるくらいですよね。もともとは歩いてプレーするスポーツなのですから頑張って18ホール歩いてみたいところですね。いろんな傾斜を歩く事で筋肉のいろんなところを鍛える事が出来ると思いますよ。

　あとは通勤通学中の駅の階段などは素晴らしい鍛錬の場になると思います。どうしてもエレベーターやエスカレータなど楽なほうに頼ってしまいますが、そこは心を鬼にして自分に厳しく歩いてみるのはいかがでしょうか？

　歩くとリズムも良くなりスイングのリズムも良くなります。筋力がついてくればとても楽にスイングが出来るようになっていることにも気がつくようになります。いつも18ホール歩いてプレーしたり、ジョギングやスクワットなどで足腰を鍛えておけば10ヤードアップは間違いないでしょう。飛ばしたいと心から思っている人はもっと厳しく足を鍛えるとよいでしょう。足を鍛えるだけで飛距離アップは可能なのです。大事なのはいつもより5歩だけ多く歩いてみようという小さな心がけだと思います。