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    最適な球筋の打ち方?A

    最適な球筋の打ち方?A

    配信日時:2008年11月5日 15時38分

    • レッスン
     飛んでいくボールを見てどういう軌道でどういうとらえ方をしたのか、分かるようになったと思います。今回は、練習場で試して欲しい練習法を紹介します。

    みなさんは普段ドライバーの練習をしていてどういう練習をされていますか?ちゃんと打てる練習をしていると思います。「ちゃんと」とは? たぶんそれは、狙ったところに真っ直ぐ飛ぶ球でしょう。ボールを真っ直ぐ曲がらないように打つのってとても難しいのです。曲げたほうが絶対簡単ですよ。大切なのは、フェアウェイの真ん中にボールを打ちたい、置きたい、最終的にそこにあれば良いのですから、そこまで飛んでいったボールの軌跡はどうでも良いわけです。真っ直ぐ飛ばしたほうが、得点が高いゲームなら真っ直ぐ飛ばさなきゃいけないですけどね。ということで、今後のドライバーは、曲げて打つようにしましょう!

     ボールが曲がるのは、軌道とフェースのローテーションで起きている事を前回のコラムで紹介しました。ということは、軌道とフェースをしっかり管理できればボールを曲げる事が出来るという事です。とくに、曲がりの大きいスライスやフックをわざと大きく曲げることは簡単に出来るはずです。でも、スライスになってしまっている人がフックボールを打とうとしてもスライスから脱出できない人はたくさんいます。それは、スライスと逆の動きをしようとしているんだけど、頭のイメージと体の動きが一致していないからなんです。スライスから抜け出せない人はもっともっと強くフックのイメージを持たないといけないのです。もちろん、フックの動きが出来ない理由は軌道にあるのですが、その軌道を作れない理由は「体の間違った使い方」が邪魔しているからになります。

     左に飛び出して右に大きく曲がるスライスボールを打つ人は、右に飛び出して大きくフックするボールを打つようにしましょう。自分が打ってしまったのと真逆の球を打って欲しいのです。フックする人はスライスを打つ練習をするのです。飛び出した球の方向も逆にしましょう。右に飛び出す人は左に飛び出す練習。大げさに動きを大きくすると必ず打てるはずです。あとは、スライス、フックと1球ずつ交互に打つ練習をしましょう。そうすればおおまかにですが、フックとスライスを打ち分けれるようになるでしょう。大きく曲げるフックとスライスが簡単になったら次に度合いを調節してみてください。大きな動きであれば大きく曲げる事ができるのですが、動きを小さくして曲がる度合いを小さくしていけばよいのです。フックとスライスを打てるようになったらドローとフェードになるようにしていくのです。これも交互に打っているうちに打ちたいところに出て小さく曲がる球が打てるようになるのです。交互に曲げるというのが今日のポイントです。交互に曲げていけば、真っ直ぐに近いどちらかに曲がる球を打てるようになってきます。あとは、自分の振った感じと飛んでいくボールのイメージが一致すればフェードでもドローでもどちらでも良いと思います。自分なりに自然に振って曲げやすい球を見つける練習をしてください。ボールを曲げてターゲットに運ぶのです!!

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