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手元の位置

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手元の位置

配信日時:2009年2月2日 20時13分

 アドレスの際、手元の位置を気をつけてアドレスしていますか?レッスンしていて気づくのですが、手元の位置が適正でない人がたくさんいらっしゃいます。手元の位置が間違って構えているだけで、いくら良いスイングをしても正しくボールを捉える事ができないので注意してください。

 右利きゴルファーの場合、両手のグリップの位置は自分の中心よりも左側に来るようになります。背骨の位置が自分の真ん中になりますから、そこよりもコブシ一つ左側になります。これは、ドライバーからアイアンまで全てのクラブでここになります。手元の位置が毎回同じところにあって、ボール位置が変わってくれば当然アドレスした時のクラブのシャフトの向きがクラブが短くなる毎につれて傾いてきます。自分の構えた目線で見て、ドライバーで、シャフトが手元からボール向かって真っ直ぐに近くなっているはずですし、ウェッジなどの短いクラブになると手元からボールに向かってシャフトが伸びているので右に傾いているように見えますね。

 この手元が正しくあって、自然できた形のハンドファーストであれば、アイアンではボールを上から捉える事ができるので、ボールを打った後に芝を削るターフがとれるようになり、ドライバーでは最下点、もしくは最下点から上がり際でボールを捉える事ができるようになるのです。

 一番やってはいけないのは、自分の感覚で手元の位置を決めることです。自分の感覚で手元の位置を決めてしまう人は上手く当たるポジションを探した末にドンドン手元が左に出て行く傾向があります。ハンドファーストがとても強くなってしまうんです。ハンドファーストが強くなっている人はフェースをすごく左に向けておかないと右に振り遅れたスライスが出てしまいます。そうなるとグリップまで超ストロングのグリップに握らないといけなくなるのです。

 逆の場合もあります。手元が自分の中心やそれよりも右において構える人もいますね。そういう人はアイアンでは正しく上から打つことが出来ません。手首を上手くこねて小手先で打ってしまうようなスイングになってしまいます。まず、ターフを取れることが出来ないでしょう。

 手元の位置を全クラブ同じところに構えることができれば、あとは、ボールの位置さえ間違わなければ正しい手首の形とシャフトの傾きになるので、アドレスでの手元の位置をしっかりチェックしてください。アドレスで出来たら、今度はインパクトのときにちゃんとそこに手元が戻ってくるかもチェックします。

 意外と気がつかないところだし、気をつければ出来る事なのでもう一度見直してみましょう!

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