前回はクラブヘッドの飛ぶ感覚のインパクトの感触について書きました。今日はその他の要因について書いてみたいと思います。

　僕が、インパクトの感触の次に気にしているのが音と振りやすさです。音が飛びに影響するのか？と聞かれると直接的にはノーですが、間接的にはイエスです。インパクトの音で気持ちよく振れるか振れないかというのが変わってくるからです。ということは、1発目は関係ないのですが、一度音を聞いてしまうと2度目以降に振りづらくなるのです。

　音の好みはキーンと高い音が好きな人もいれば、バキッっと低い音が好きな人がいると思います。どちらでも良いのですが、自分が打って気持ちの良いほうにしましょう！気持ちよく振れればドライバーを好きになってイメージ良く、気持ちよく振り切ることが出来て結果リラックスした良いスイングで飛ばすことが出来るでしょう。

　次に、振りやすいヘッドを探すということ。それは、ドライバーヘッドの形であったり大きさであったりします。最近のドライバーはルールの限界の460ccに作られているものがほとんどですが、未だに一回り小さく作っているメーカーもあります。460ccになって芯が広くなって芯を外したミスに優しいクラブが出来ているのは間違いありません。ところが、同じ芯で打った場合、460ccも300ccも飛び的にはほとんど変わらないのです。大きいから振りにくいと感じた場合、無理して大きいヘッドを使う事はないのです。

　おなじ460ccでも形の違いで振りにくいと感じた場合はこれも良い結果は期待できないでしょう。構えた感じ丸いもの、三角なもの、四角いもの、これもご自分の振りやすい振りぬきやすいものを選んでください。そのうえで、たとえば、同じ三角形のものでも、重心位置の違いでヘッドが返りやすかったり、返りにくかったりというものも出てくると思います。これも好みの問題でスイングタイプによって変わってきます。

　自分の好みのドライバーに出会うというのが飛ばすために必要な良いスイングをする準備作業になりますね。少しでも気に入らないドライバーがあれば、1％でもミスの可能性を自分で作っている事になりますから。音と振りやすさ、意外と飛びに直接関係ないところでも結果的にそれが原因で飛ばなくなっているのかもしれませんよ！