ゴルフで磨くとは、スイングを磨く、感覚を磨く、クラブを磨くということがあると思いますが、今日は一番簡単なクラブを磨くということを書いてみようと思います。飛ばすためには関係ないかもしれないけど、ゴルフを上手くなるためには道具を大切に扱うということが大事ですからね！

　ゴルフ場に勤めているといろんな人のクラブを見ます。ピカピカに磨かれたクラブ、全く磨かれていないだろうクラブ。これは、使う人のゴルフに対する取り組み方や、年に一度しかゴルフしない、等という頻度の問題でもあるかもしれません。ラウンドが終わると、キャディつきであれセルフであれゴルフ場の人がざっとクラブフェースを拭いてくれますが、そんなものではいけないんじゃないかなぁと思うんです。道具を大事にすればきっと一打も大事にするようになると思います。

　ということで、自分のクラブに愛着を持つために、ゴルフクラブの手入れ方法を簡単に紹介しましょう！まずは、クラブフェース。クラブフェースは金属ですから、研磨剤入りの金属磨き粉みたいなもので磨いても良いと思いますが、ドライバーやフェアウェイウッドのクラウン部分のように塗装してある部分に使うと逆に傷がつく場合があります。フェース面は金属磨き粉で大丈夫ですが、塗装してある部分はカー用品店などでコンパウンドを購入し、目の細かい磨き粉で磨くとピッカピカになりますよ。ついでにテンプラ傷なんかも取ることができますよ。新品のような輝きのクラブなら気持ちも新たに気持ちよく振れるようになると思います。

　次に、意外と掃除しない部分は、グリップです。グリップを洗うまではいかなくとも、濡れたタオルでゴシゴシ10回ぐらい拭いてみてください。真っ黒になるはず。次に乾いたタオルでゴシゴシするとまだ黒くタオルが汚れるはずです。これを黒くならなくなるまで拭くとしっかりグリップできるようになります。コード入りのものはすぐ汚れてしまうので毎回ラウンド後に磨いても良いくらいです。キャディバックの中が汚れているとすぐに汚れやすいです。

　ゴルフシューズはどうでしょうか？ラウンド後に濡れたタオルを置いているゴルフ場がたくさんありますよね。ラウンド直後に濡れたタオルで拭くのも良いし、水で濡らしながらたわしで軽く汚れを浮かしちゃえば、エアシューターであっというまに綺麗になりますよ！そうすれば、家で磨く必要もないし、次にゴルフ場で靴を履く時に気持ちが良いと思います。

　今日は、当たり前の事だけど、意外と出来ていない事を書いてみました。ここからゴルフの上達の道ははじまっていると思います。プロ野球選手も毎試合、試合が終わった後にグローブを磨いているから極限のナイスプレーも出来るわけです。そこまでテレビ中継すればアマチュアの皆さんも手本にすると思うんですよね〜！クラブを磨いたら明日のゴルフでホールインワンするかもしれませんよ!?