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    ひっかけボールで飛ばす!

    ひっかけボールで飛ばす!

    配信日時:2009年9月16日 13時00分

    • レッスン
     ドロー、フェード、フック、スライスと持ち球は色々あると思いますが、ひっかけはみなさん打ったことがあると思います。狙ったラインよりも左に飛び出して左に曲がっていく球。ひっかけても右に曲がるスライスはここでは置いておこうと思います。

     ひっかけの原因は下半身が止まり上半身だけ先行して回転していくということです。または、インパクトで手首の使いすぎなどが原因でドライバーのヘッドが手元を追い越してしまうのもひっかけの出る原因です。

     ところが、ひっかけを上手く使えば飛距離を稼ぐ事ができるようになるのです。たとえば、右がずっとOBだけど、距離の長いホールでは、右のOBラインギリギリを狙っておいてひっかけるという打ち方もありだということです。一番やってはいけないのが右のOBですから、あえて右のOBを向いておいて、ひっかけの意識でスイングすればそれ以上右に行かないというわけです。右のOBギリギリを向いているわけですから右にだけは行かないスイングをすれば良いわけですが、さっきのひっかけの原因を上手く使えば良いのです。

     下半身を止める上半身を先行させるという打ち方は難しくてボールをコントロールで競うにありませんが、手首を上手く使う事でクラブヘッドを先行させてボールをつかまえるという打ち方ならそんなに難しいことではありません。クラブヘッドを先行させてボールをつかまえるイメージとしては、ダウンスイングの途中からインパクトを迎えるまでに手首とクラブに出来たコックの形を早めにほどいていくとクラブヘッドを先行させるイメージが出ると思います。この時に注意するのはクラブヘッドのフェースの向き。ダウンスイングからインパクトまでは、クラブフェースが開いているものが閉じてくるようにしてください。開きっぱなしはスライスの原因になりますから。インパクトでフェースはスクエア(ターゲットに直角)になり、インパクトからフォロースルーにかけてさらに閉じていきます。スライスが出る原因はこのフェースのローテーションが上手くできていないということですから、フック回転のボールが打てないという人はスローモーションの小さなスイングでゆっくり打ってみてください。あとは、グリップをゆるゆるにしておくと、ヘッドを先行させやすいです。グリップを強く握っているとヘッドを先行させる事が難しくなります。

     最初は左に飛びすぎても良いと思います。そこから徐々に右側に打ち出せるようクラブの軌道修正をしていけばよいと思います。右のOBが怖いという人、思い切って右を向いて左に曲げてみる勇気を持ってみましょう。その為には、右のOBラインに向いて構えたら思い切って右のOBに向かって振っていくと意外と左に曲がっていくものなんだということに気がつくと思いますよ。右のOBラインに向いて構えてるから怖くて左に振ってしまうとスライスボールになってしまい、打ち出しは左に飛ばせても、右に大きく曲がってOBなんてこともありますから注意が必要です。

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