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    高い球で(ビッグキャリー)で飛ばす。

    高い球で(ビッグキャリー)で飛ばす。

    配信日時:2009年11月5日 02時37分

    • レッスン
     今日はフォローの時、打ち下ろしの時に有効な高い球の打ち方を説明します。ボールは打ち出された後、空中を飛び、地面に着地後、転がりますが、地面を転がる抵抗よりも空中を飛んでいる抵抗のほうが少ないに決まっています。つまり、出来るだけキャリーさせたほうがボールを遠くに飛ばす可能性を持っているということです。ただ、あまりに高いボールは前進していかないので、意外とキャリーは出ませんし、落ちてからのランも望めませんので注意しましょう。

     まずは、ティアップの話。ティアップの高さはボール半分がドライバーの上面から出ているのが理想だと思いますが、高いボールを打つときはボール丸々1個がドライバーの上面から出るか、もしくはもっと高くします。ティを高くする理由はボールを大きなアッパー軌道でとらえる為と、その時に地面にクラブヘッドが当たってしまう、ダフるミスを防ぐためです。高いボールを打ち出すためにはボールが飛び出す角度、打ち出し角を高くしてあげる必要があるんですね。

     次に、ボール位置です。ボールは通常左足のかかと内側延長線上にあると思いますが、高い球を打つ場合もっと左においても構いません。左足の前においても構わないくらいです。ただ、あまりボールを左に置きすぎると体が開いてスライスを打つ原因にもなるので、そこは自分なりに様子を見て試してください。

     最後に、高いボールを打つときに大事なポイントとしてフィニッシュを高く大きくとるということです。フィニッシュなんて、打った後の動作の事だと思いますが、逆に、フィニッシュでどういうスイングをしたか分析できるくらい大事な形なのです。フィニッシュを大きく高く取れる=インパクトからフォロー、フィニッシュにかけて大きなアッパー軌道でボールをとらえ振りぬいたということになるのです。極端に言うと、いくら低いボールを打とうとしたダウンスイング、インパクトでも、フィニッシュが高ければ低いボールにはならないということです。

     以上の3点に気をつけて、フィニッシュまで気持ちよく振りぬけば、高く飛んで曲がらないボールが打てるようになるでしょう。躊躇してしまうとボールは高く上がらず、曲がってしまうので思い切り良く振り切るようにしましょう!

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