フライヤーとは
フライヤーとは
配信日時:2010年5月27日 01時32分
そろそろ芝が青々と伸びてきてゴルフ場がキレイな季節になりますが、ラフが厄介な季節になってきたということでもあります。アイアンで飛距離が出ない人もラフの条件次第では飛ばし屋に変身できることがあります。それは、フライヤーというもののおかげ(せい?)です。ラフに入ると飛ばないと思ってる人も多いと思いますが、逆に飛びすぎる事があるのです。今日は、そのフライヤーについて書いてみたいと思います。
フライヤーとは、ボールを打つときに、ボールとアイアンの間に芝が挟まって、ボールに十分なバックスピンをかけることができないときに起こります。アイアンのクラブには溝がありますが、それは、ボールにバックスピンをかけ、スピンによって空気の抵抗を生み浮力を得て空中に浮かせるためのものです。バックスピンが多いと回転によってボールの上がり方が大きくなり、バックスピンが少ないと上に上がっていく力が少なくなります。ちなみにバックスピンが少なすぎるとボールがドロップして、打った瞬間、急降下するようなボールになってしまうのです。
ラフに入った時は、ボールのライ(ボールがどういう状態にあるか)の見極めが大事です。ラフが深すぎると、フライヤー以前に、草の抵抗にスイングスピードが負けてしまって振り切る事すらできない場合もあります。そういう状況の時は、短いアイアンまたは、ウェッジを持って脱出する事を最優先に考えましょう。ボールがラフに浮いている時、ボールがティアップされたような状況の時は、フライヤーに注意が必要です。ピッチングウェッジで普段、120ヤード飛ばす人が、フライヤーのせいで、150ヤード、160ヤード、飛ぶ事もあるのです。8番で、140ヤードの人が170ヤードくらい飛ぶ事もあります。
では、どうやって打ったらフライヤーがかかるのか?と思われるかもしれませんが、答えは、気持ちよく振り切ったとき、または、上手く打ちすぎたときに起こります。先述の通り、ラフがクラブとボールの間に挟まってしまいますから、バックスピンがかからず、強い球になってしまいます。さらにスピンが少ないですから、地面に落ちた後も転がり続けます。キャリーで20〜30ヤードも飛んでしまうのですから、番手を1つ、2つ落とす必要があります。また、スイングもしっかり振るというよりは、優しくインパクトしてあげたほうが良いでしょう。逆に、今まで届かなかったんだよなぁという長いホールのシチュエーションでは、フライヤーは有効だと思います。こういう場合は、しっかり振り切ってフライヤーに期待しましょう。
フライヤーは皆さん経験してると思います。でも、ラウンドレッスンしてると、なぜあんなに飛んだのか分からないという人も多いのです。たまたまナイスショットしすぎっちゃったと言っている人もいるんですよ。
フライヤーで普段の距離よりも飛びすぎるアイアンの番手で、ある番手まで行くと逆に飛ばなくなるということがあります。例えば、7番アイアンまでは、普段の距離よりも飛びすぎてしまうのに、6番から上のロングアイアンは球が上がりきらなくて(すぐに落ちて)飛距離が出ないということになるのです。これは、バックスピンがかからなすぎるからです。夏のラフに入ってしまったら、的確な状況判断と、的確なクラブ選びでフライヤーを計算して飛ばしたり、飛ばさなかったりすると良いでしょう。あ、フライヤーはサイドスピンもかかりにくいですから、スライスやフックもかかりづらくないります。ということは、真っ直ぐ打てる確率が上がるってことですよね!フライヤーを味方につけてスコアメイクを良くしていきましょう。
フライヤーとは、ボールを打つときに、ボールとアイアンの間に芝が挟まって、ボールに十分なバックスピンをかけることができないときに起こります。アイアンのクラブには溝がありますが、それは、ボールにバックスピンをかけ、スピンによって空気の抵抗を生み浮力を得て空中に浮かせるためのものです。バックスピンが多いと回転によってボールの上がり方が大きくなり、バックスピンが少ないと上に上がっていく力が少なくなります。ちなみにバックスピンが少なすぎるとボールがドロップして、打った瞬間、急降下するようなボールになってしまうのです。
ラフに入った時は、ボールのライ(ボールがどういう状態にあるか)の見極めが大事です。ラフが深すぎると、フライヤー以前に、草の抵抗にスイングスピードが負けてしまって振り切る事すらできない場合もあります。そういう状況の時は、短いアイアンまたは、ウェッジを持って脱出する事を最優先に考えましょう。ボールがラフに浮いている時、ボールがティアップされたような状況の時は、フライヤーに注意が必要です。ピッチングウェッジで普段、120ヤード飛ばす人が、フライヤーのせいで、150ヤード、160ヤード、飛ぶ事もあるのです。8番で、140ヤードの人が170ヤードくらい飛ぶ事もあります。
では、どうやって打ったらフライヤーがかかるのか?と思われるかもしれませんが、答えは、気持ちよく振り切ったとき、または、上手く打ちすぎたときに起こります。先述の通り、ラフがクラブとボールの間に挟まってしまいますから、バックスピンがかからず、強い球になってしまいます。さらにスピンが少ないですから、地面に落ちた後も転がり続けます。キャリーで20〜30ヤードも飛んでしまうのですから、番手を1つ、2つ落とす必要があります。また、スイングもしっかり振るというよりは、優しくインパクトしてあげたほうが良いでしょう。逆に、今まで届かなかったんだよなぁという長いホールのシチュエーションでは、フライヤーは有効だと思います。こういう場合は、しっかり振り切ってフライヤーに期待しましょう。
フライヤーは皆さん経験してると思います。でも、ラウンドレッスンしてると、なぜあんなに飛んだのか分からないという人も多いのです。たまたまナイスショットしすぎっちゃったと言っている人もいるんですよ。
フライヤーで普段の距離よりも飛びすぎるアイアンの番手で、ある番手まで行くと逆に飛ばなくなるということがあります。例えば、7番アイアンまでは、普段の距離よりも飛びすぎてしまうのに、6番から上のロングアイアンは球が上がりきらなくて(すぐに落ちて)飛距離が出ないということになるのです。これは、バックスピンがかからなすぎるからです。夏のラフに入ってしまったら、的確な状況判断と、的確なクラブ選びでフライヤーを計算して飛ばしたり、飛ばさなかったりすると良いでしょう。あ、フライヤーはサイドスピンもかかりにくいですから、スライスやフックもかかりづらくないります。ということは、真っ直ぐ打てる確率が上がるってことですよね!フライヤーを味方につけてスコアメイクを良くしていきましょう。