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    クラブヘッドをボールのすぐ真後ろにセットする

    クラブヘッドをボールのすぐ真後ろにセットする

    配信日時:2011年4月7日 02時11分

    • レッスン
     アドレスの時に、クラブをボールの真後ろにクラブヘッドをセット出来ているかということがとても大事になります。出来ている人にとっては当たり前のことに感じる事も、出来ていない人にとってはミスショットの大きな原因になります。プロゴルファーでクラブをボールから離している人はあまりみかけません。ゴルフは再現性のスポーツでもありますから、構えたところに戻す、戻ってくるということを考えておかなければいけません。

     さて、離して構えているとどういうミスが起こるかというと、インパクトでフェースを正しくスクエアに戻す事が難しくなる、インパクトの高さがずれるということが起きます。例えばボールの10cm〜30cm離して構えると、振り上げて降ろしてくる時に、やはりクラブは構えたところに降りてこようとします。ということは、10cm〜30cmボールの手前に降りてきてダフるようにして打っているということです。これのほうが上手く打てるという人は、ダフるようにして振りつつ自分で上手く修正してボールをインパクトしているということです。さらに、ボールの手前10cm手前に構えているのにクラブフェースが目標に対してスクエアに構えてしまえば、実際インパクトするときにはクラブフェースがターゲットよりも左を向いてしまい、普通はひっかけやフックの原因になってしまいます。

     なぜボールから離しているのかをいつも聞くのですが、スイングに悩んだり迷ったりしているうちに構えられなくなったという理由が一番多いです。あとは、離してスイングしてみたらナイスショットが多くなったとか、たぶんそれは、応急処置だったのでしょうが、体に染み付いてしまっているようです。

     構えが悪いために、ダフったり、ひっかけやフックを打ってしまう。打たないようにするために、ダウンスイング中に自分で何か修正を加える。修正を加えることで、スイングがとても複雑になってしまいます。ゴルフをシンプルにするためには、自分で難しくしないこと。構えについてもそうです。余計なことが入るということは、スイングを複雑に難しくするということです。アドレスなどのスイングに入るまでの時点、例えば、ボールの位置だったり、正しいグリップの形であったり、体の前傾角度やスタンスの向きというものでは、誰だって気をつければプロのように出来るのです。細かいところから気をつけて自分で難しくしないようにしていきましょう。

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