つま先上がりの打ち方
つま先上がりの打ち方
配信日時:2011年9月29日 01時21分
最近、「つま先上がりから上手く打てないのですが」とよく相談されました。今日はつま先上がりからの打ち方について書いてみたいと思います。
まずは、つま先上がりでよくあるミスの傾向ですが、チョロやテンプラや空振りや大ダフリまであります。傾斜がきつくなるにつれミスしやすくなります。一番の原因はボールが平たんなところにあるよりもだいぶ顔に近づいた高いところにあるからです。頭とボールの距離がいつもよりだいぶ近くなっていることになります。つま先上がりの傾斜では両足のスタンス、足場は安定して立てていると思います。ところが、スイング中にボールと頭の位置がずれる事が多いのです。ボールと頭を一定の距離に保つために、体の前傾角度(ベルトから上の上半身、背骨の位置)がある程度、一定の位置を保ちながらスイングしなければなりません。前傾角度が崩れてしまうと、インパクトでボールに対して上下のミスが多くなります。イメージとしては、ボールと頭の距離を変えずにスイングしていくことを気をつけましょう。
確実にボールをとらえるために、ボールの位置は少し右足寄り(右打ちの人の場合)に置き、クラブを短く持つようにします。平らなところで打つときもそうなのですが、ボールを右足寄りに置くとクラブがボールに降りつづけながら地面に接触するよりも先にボールをとらえる事が出来ます。ボールを右足寄りに置いておくことで、直接クリーンに打てるよう準備しておきましょう。クラブを短く持つほうが、クラブを振るときに操作性が増しますから自分が思ったところをスイングしていくことが出来ます。
つま先上がりは完全な横振りでスイングしなければいけません。つま先上がりのライに立つと平たんなところから打つときよりも前傾角度が浅くなり、普段より起き上がった形になっているはずです。つま先上がりの傾斜に対しては前傾角度がありますが、背骨の位置は地球に対してほぼ垂直になっているはずです。浅い前傾角度で高い位置のボールを打たなければいけないので普段よりフラットなスイングにすると打ちやすくなります。
傾斜がきついほど大振りしてはいけません。傾斜がきついのに普通にフルスイングすると正しくインパクトすることが出来ません。これが、先述の大きなミスの原因なのです。平らなところでのフルスイングでは背中を90度以上しっかり回したバックスイング、トップになると思うのですが、傾斜で背中を大きく回してしまうとボールに当てるのが非常に難しくなります。バックスイングのイメージは、構えた時の胸の正面にボールがありますが、胸をボールに向けたまま腕だけでクラブを上げていくイメージでバックスイングしていくとコンパクトなスイングが出来るようになります。多少は背中をひねっても良いですが、ミスが出ないくらいに抑えてスイングしましょう。コンパクトな分飛ばないでしょうから大き目のクラブを選択すると良いでしょう。
つま先上がりの傾斜では、必ずボールは左に曲がりながら飛んで行きます。傾斜の度合いと自分の打つ番手をみながら、どれくらい曲がるのか予測して、目標よりも右を向いて構えましょう。傾斜がきつければ左に行く度合いも大きくなりますし、クラブの番手も短いほど左にボールの打ち出しが飛び出していきます。左へ曲がるフックボールの度合いは、番手が大きくなるほど大きくなります。そこは、ラウンドでの経験と自分のスイングの傾向で判断してもらえば良いと思います。
つま先上がりは、ボールが左に飛ぶことを計算に入れておく。クラブを短く持ち、ボールを右足寄りに置く。ボールと顔の距離が変わらないように前傾角度に気をつけ大振りにならないようにコンパクトに振ることに気をつければ、必ず上手く打てるようになるでしょう。
まずは、つま先上がりでよくあるミスの傾向ですが、チョロやテンプラや空振りや大ダフリまであります。傾斜がきつくなるにつれミスしやすくなります。一番の原因はボールが平たんなところにあるよりもだいぶ顔に近づいた高いところにあるからです。頭とボールの距離がいつもよりだいぶ近くなっていることになります。つま先上がりの傾斜では両足のスタンス、足場は安定して立てていると思います。ところが、スイング中にボールと頭の位置がずれる事が多いのです。ボールと頭を一定の距離に保つために、体の前傾角度(ベルトから上の上半身、背骨の位置)がある程度、一定の位置を保ちながらスイングしなければなりません。前傾角度が崩れてしまうと、インパクトでボールに対して上下のミスが多くなります。イメージとしては、ボールと頭の距離を変えずにスイングしていくことを気をつけましょう。
確実にボールをとらえるために、ボールの位置は少し右足寄り(右打ちの人の場合)に置き、クラブを短く持つようにします。平らなところで打つときもそうなのですが、ボールを右足寄りに置くとクラブがボールに降りつづけながら地面に接触するよりも先にボールをとらえる事が出来ます。ボールを右足寄りに置いておくことで、直接クリーンに打てるよう準備しておきましょう。クラブを短く持つほうが、クラブを振るときに操作性が増しますから自分が思ったところをスイングしていくことが出来ます。
つま先上がりは完全な横振りでスイングしなければいけません。つま先上がりのライに立つと平たんなところから打つときよりも前傾角度が浅くなり、普段より起き上がった形になっているはずです。つま先上がりの傾斜に対しては前傾角度がありますが、背骨の位置は地球に対してほぼ垂直になっているはずです。浅い前傾角度で高い位置のボールを打たなければいけないので普段よりフラットなスイングにすると打ちやすくなります。
傾斜がきついほど大振りしてはいけません。傾斜がきついのに普通にフルスイングすると正しくインパクトすることが出来ません。これが、先述の大きなミスの原因なのです。平らなところでのフルスイングでは背中を90度以上しっかり回したバックスイング、トップになると思うのですが、傾斜で背中を大きく回してしまうとボールに当てるのが非常に難しくなります。バックスイングのイメージは、構えた時の胸の正面にボールがありますが、胸をボールに向けたまま腕だけでクラブを上げていくイメージでバックスイングしていくとコンパクトなスイングが出来るようになります。多少は背中をひねっても良いですが、ミスが出ないくらいに抑えてスイングしましょう。コンパクトな分飛ばないでしょうから大き目のクラブを選択すると良いでしょう。
つま先上がりの傾斜では、必ずボールは左に曲がりながら飛んで行きます。傾斜の度合いと自分の打つ番手をみながら、どれくらい曲がるのか予測して、目標よりも右を向いて構えましょう。傾斜がきつければ左に行く度合いも大きくなりますし、クラブの番手も短いほど左にボールの打ち出しが飛び出していきます。左へ曲がるフックボールの度合いは、番手が大きくなるほど大きくなります。そこは、ラウンドでの経験と自分のスイングの傾向で判断してもらえば良いと思います。
つま先上がりは、ボールが左に飛ぶことを計算に入れておく。クラブを短く持ち、ボールを右足寄りに置く。ボールと顔の距離が変わらないように前傾角度に気をつけ大振りにならないようにコンパクトに振ることに気をつければ、必ず上手く打てるようになるでしょう。