左ヒジが抜ける原因
左ヒジが抜ける原因
配信日時:2011年10月6日 03時39分
インパクトからフィニッシュで左ヒジが曲がってしまうという相談を受けます。原因はいくつかあります。グリップがウィークになっている、右腕のほうが左腕より力が強い、スイング軌道がアウトサイド・イン、インパクトからフォローでの左ヒジの向きが悪い、など様々です。一番多い原因はスイング軌道がアウトサイド・インで振ってしまっていることで、その原因として、右手が左手よりも強いことにあります。
スイングをアウトサイド・イン軌道に振ってみてください。自分からボールを見て右上から振りおろし、左下に振りぬいてみるのです。そうすると左腕の行き場がなくなりヒジを抜くしか方法がありません。正しい軌道はクラブがインサイドからおりてきて、ボールの前後15cmずつくらいがストレートになりまたインサイドに振りぬけていくわけです。インパクトからヒジが抜けてしまう人は急激なアウトサイド・イン軌道になっていることを疑ってみましょう。ということで、思い切ってインサイド・アウトに素振りをしてみましょう。自分からボールを見てクラブが右下から左上に振り抜いていくのです。アウトサイドに振りぬけば両腕が自分からどんどん離れていくのが感じられると思います。大げさにアウトへ振りぬく素振りを繰り返し、グリップがフォローでどんどん遠くに離れていくような感覚をつかめるとインサイドイン軌道で振った場合でも左ヒジが抜けることなく、両腕がクラブの振られる遠心力によってフォローを大きくすることが出来るでしょう。
アウトサイド・イン軌道の話は良く出てきますが、原因の一つは、トップからクラブを振り下ろしてくる時に右腕の力が左腕の動きに勝ってしまうということ。左腕でインパクトまで下ろしてくるとあまりアウトサイドから下りることはありません。右利きの人はどうしても右腕のほうが左腕よりも力がある場合が多いので、トップから振り下ろしてくる時に右腕よりも左腕を強く意識して下ろしてくる必要があります。
次に左ヒジが抜ける原因としてヒジの向きが悪いことにあります。左ヒジが曲がる支点、ヒジの後ろ側が自分の体のほうにむいていると左ヒジはスイング中、曲がりにくくなります。ところが、左ヒジの支点が飛球線方向を向いているとインパクトの衝撃も吸収してしまいますし、フォローでも曲がってしまうことが起きてしまいます。インパクトのときの左ヒジの内側が自分の真正面、飛球線よりも90度の方向、または、ヒジの後ろ側が自分のお腹方向を向けておけば振っていく方向に対して腕を真横に向けることができ、力をロスなく伝えることが出来るようになります。
左ヒジが抜けるとボールに伝えるパワーをロスしてしまいます。せっかくの自分の持っている力を自分のヒジで吸収してしまうのです。ヒジが抜けるとスライスなど、ボールが曲がる原因にもなります。まずは、小さなスイング、アプローチなどから左ヒジを抜かない練習をして徐々に大きなスイングでもヒジが抜けなくなるように練習してみましょう。
スイングをアウトサイド・イン軌道に振ってみてください。自分からボールを見て右上から振りおろし、左下に振りぬいてみるのです。そうすると左腕の行き場がなくなりヒジを抜くしか方法がありません。正しい軌道はクラブがインサイドからおりてきて、ボールの前後15cmずつくらいがストレートになりまたインサイドに振りぬけていくわけです。インパクトからヒジが抜けてしまう人は急激なアウトサイド・イン軌道になっていることを疑ってみましょう。ということで、思い切ってインサイド・アウトに素振りをしてみましょう。自分からボールを見てクラブが右下から左上に振り抜いていくのです。アウトサイドに振りぬけば両腕が自分からどんどん離れていくのが感じられると思います。大げさにアウトへ振りぬく素振りを繰り返し、グリップがフォローでどんどん遠くに離れていくような感覚をつかめるとインサイドイン軌道で振った場合でも左ヒジが抜けることなく、両腕がクラブの振られる遠心力によってフォローを大きくすることが出来るでしょう。
アウトサイド・イン軌道の話は良く出てきますが、原因の一つは、トップからクラブを振り下ろしてくる時に右腕の力が左腕の動きに勝ってしまうということ。左腕でインパクトまで下ろしてくるとあまりアウトサイドから下りることはありません。右利きの人はどうしても右腕のほうが左腕よりも力がある場合が多いので、トップから振り下ろしてくる時に右腕よりも左腕を強く意識して下ろしてくる必要があります。
次に左ヒジが抜ける原因としてヒジの向きが悪いことにあります。左ヒジが曲がる支点、ヒジの後ろ側が自分の体のほうにむいていると左ヒジはスイング中、曲がりにくくなります。ところが、左ヒジの支点が飛球線方向を向いているとインパクトの衝撃も吸収してしまいますし、フォローでも曲がってしまうことが起きてしまいます。インパクトのときの左ヒジの内側が自分の真正面、飛球線よりも90度の方向、または、ヒジの後ろ側が自分のお腹方向を向けておけば振っていく方向に対して腕を真横に向けることができ、力をロスなく伝えることが出来るようになります。
左ヒジが抜けるとボールに伝えるパワーをロスしてしまいます。せっかくの自分の持っている力を自分のヒジで吸収してしまうのです。ヒジが抜けるとスライスなど、ボールが曲がる原因にもなります。まずは、小さなスイング、アプローチなどから左ヒジを抜かない練習をして徐々に大きなスイングでもヒジが抜けなくなるように練習してみましょう。