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    首と肩の力を抜いてナイススイングを作る

    首と肩の力を抜いてナイススイングを作る

    配信日時:2012年4月12日 03時26分

    • レッスン
     普段、ボールが飛ばないとか曲がるという人は、首に力が入っていませんか?日常生活には困らない力の持ち主が、ゴルフのスイングにその力を生かせない原因は首と肩の力みに問題があることが多いです。正しくボールをヒットできないスイングも同様です。以前、グリップをゆるゆるにして前腕を力まないように振るとヘッドスピードが上がると紹介したことがありますが、せっかく前腕をリラックスさせていても首や肩が力んでいては正しいスイングが出来なくなります。

     アドレスからトップでは全身リラックスしていても、ダウンスイングからインパクトにかけては誰でも力んでしまうものです。その時に、首がすくむように、縮むように、肩の筋肉が頭に近寄った形になるときが力んでいる形になります。単純に、首をすくめて締まった場合、肩は5cmくらいは頭に近づけることが出来るので、クラブを持っていたとして、クラブも5cm上がるという事になります。正しく構えた状態から5cmも上を振ってしまっては空振りするはずですが、上手に!?体の動きを調節してボールに当てているわけですね。首に力が入ると、スイングがスムーズにできないばかりか首を痛める原因にもなりますので、首に力を入れることはやめた方が良さそうです。

     首に力を入れない方法として、アゴを上げたまま振っていくことをお勧めします。正しいアドレスでは適度にアゴが上がっているはずです。アゴを一番下に向けていてはいけませんよ。アゴを下に向けているとバックスイングで肩がまわりませんし、ダウンスイングでの力みに直結しますので。次に、鎖骨周辺にスペースを作ってダウンスイングするというイメージを持ちましょう!スペースを作るという感覚は、肩甲骨を楽に後ろに引いて下げた状態、軽く胸を張ったような感じになるでしょう。

    クラブを体の正面で持ち、三角筋、肩甲骨をリラックスさせた下げた状態と、反対に少し力んで上げた状態を作ってみてください。どちらが楽でしょうか?下げた状態のはずです。アドレスでは簡単に理解できると思います。インパクトのときもそのリラックスした状態にあるべきですよね?最初は素振りで良いと思います。トップで腕が体から離れていくような感覚になると思います。同時に鎖骨周辺が楽に広がっていくような感覚に感じられるはずです。そうすればクラブがスムーズに振れるようになり、スピードアップと正確なインパクトが期待できるでしょう。よく人が言う「力んでるよ」という意味は、首に力が入っていることなのです。

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