短い距離のアプローチのイップス
短い距離のアプローチのイップス
配信日時: 2012年9月13日 03時56分
30ヤード、50ヤードは、うまくアプローチできるのに、5ヤード、10ヤードの短ければ短いほどのアプローチが苦手な人がいます。グリーンのカラーや、カラーからちょっと外れたところ周辺からのアプローチが苦手な場合です。そういう人は、昔アプローチが得意だった人に多く症状が見られます。イップス、もしくはイップス手前の状態になってしまっているのです。
短い距離が苦手な人ほど、自分で難しくして打っています。サンドウェッジで、フェースを開いて、振り幅を大きくしてゆっくり、ゆったりスイングする打ち方。この打ち方は、プロなどの上級者がやる打ち方ですが、やっているうちにどんどんイメージが大きくなってしまうので“緩み”が大きくなります。緩んでダフリ、ちゃっくり、トップなどのミスをしてしまいます。柔らかく打つうち方は悪くないのですが、緩んできたら要注意なのです。自分ではそんなに大きく上げているつもりはないのに、人から見たときにこんなに大きく上げているよというギャップが出てきたら要注意です。
まず、最初に見直すことは、9IやPWで小さいスイングで転がすということ。9Iなどで、大きく振ってしまったら、ボールが遠くに飛んでしまうので、小さいスイングをするしかありません。9Iなどで転がしの基本を覚えたら(思い出したら)、SWで転がす練習をするのです。転がすのだからフェースを開く必要はありません。しっかりと閉じて、ターゲットに直角に向くように構えましょう。ボールも右足寄りにして、しっかりハンドファーストになるようにして、小さいスイングで当ててあげることです。
グリーン周りの短い距離であれば、転がすことを最優先します。転がすのであれば、無理してSWを使う必要はありません。SWはロフトが一番寝ているので、ボールをフェース面に当てづらいクラブなのです。ボールの赤道より下めにフェース面が当たるので、クラブのリーディングエッジがボールに当たってしまいやすいのです。どのクラブよりロフトが寝ているということは、どのクラブよりもリーディングエッジが出っ張っているということなのです。パターならロフトが4度前後なので、フェースの真ん中をボールの真横に当てることは簡単ですよね?でも、ロフト角が56〜60度のウェッジでは、フェース面の真ん中とボールの真横を当てる事が難しくなるのです。転がす時は、転がしやすいクラブ(PW、9Iなど)に番手を上げるべきです。
アプローチの基本となる簡単な転がし。転がしアプローチを思い出すことが、短いアプローチイップスの一番の薬です。
短い距離が苦手な人ほど、自分で難しくして打っています。サンドウェッジで、フェースを開いて、振り幅を大きくしてゆっくり、ゆったりスイングする打ち方。この打ち方は、プロなどの上級者がやる打ち方ですが、やっているうちにどんどんイメージが大きくなってしまうので“緩み”が大きくなります。緩んでダフリ、ちゃっくり、トップなどのミスをしてしまいます。柔らかく打つうち方は悪くないのですが、緩んできたら要注意なのです。自分ではそんなに大きく上げているつもりはないのに、人から見たときにこんなに大きく上げているよというギャップが出てきたら要注意です。
まず、最初に見直すことは、9IやPWで小さいスイングで転がすということ。9Iなどで、大きく振ってしまったら、ボールが遠くに飛んでしまうので、小さいスイングをするしかありません。9Iなどで転がしの基本を覚えたら(思い出したら)、SWで転がす練習をするのです。転がすのだからフェースを開く必要はありません。しっかりと閉じて、ターゲットに直角に向くように構えましょう。ボールも右足寄りにして、しっかりハンドファーストになるようにして、小さいスイングで当ててあげることです。
グリーン周りの短い距離であれば、転がすことを最優先します。転がすのであれば、無理してSWを使う必要はありません。SWはロフトが一番寝ているので、ボールをフェース面に当てづらいクラブなのです。ボールの赤道より下めにフェース面が当たるので、クラブのリーディングエッジがボールに当たってしまいやすいのです。どのクラブよりロフトが寝ているということは、どのクラブよりもリーディングエッジが出っ張っているということなのです。パターならロフトが4度前後なので、フェースの真ん中をボールの真横に当てることは簡単ですよね?でも、ロフト角が56〜60度のウェッジでは、フェース面の真ん中とボールの真横を当てる事が難しくなるのです。転がす時は、転がしやすいクラブ(PW、9Iなど)に番手を上げるべきです。
アプローチの基本となる簡単な転がし。転がしアプローチを思い出すことが、短いアプローチイップスの一番の薬です。