ミスター180ヤード・岩井ジョニ男さんが“叩く練習”で飛ばす能力が覚醒!「すごい大発見です」
お笑い芸人の岩井ジョニ男さんが稲見萌寧のコーチを務める柳橋章徳氏に一日入門。ゴルフ仲間から「ミスター180ヤード」と言われていたが、稲見も練習に使っているインパクトバッグを何回か叩いたことで、飛ばしの能力が覚醒する。
配信日時:2024年3月25日 21時35分
お笑い芸人の岩井ジョニ男さんが稲見萌寧のコーチを務める柳橋章徳氏に一日入門。ゴルフ仲間から「ミスター180ヤード」と言われていたが、稲見も練習に使っているインパクトバッグを何回か叩いたことで、飛ばしの能力が覚醒する。
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【柳橋】インパクトバッグという練習器具があって、これを単純に叩いてみてください。布団叩きのイメージです。
【ジョニ男】僕がやってきたゴルフのスイングとは使い方が違いますね。
【柳橋】実は布団叩きとか、釘を打つとか、手の中で起こっていることはゴルフスイングとそんなに変わらないんです。ジョニ男さん、どこに飛んでもいいので、インパクトバッグを叩く感覚でボールを打ってみてください。
【ジョニ男】えっ! レッスン前は160ヤードくらいだったのに、200ヤード近く飛んでる! 何で?
【柳橋】弾道計測器のトラックマンのデータを見ると、ヘッドスピードが3m/s近く上がりました。さらに、インパクトロフトが約7度立って、スピン量は1000回転減り、球が強くなっています。結果的にトータル距離はさっきよりも40ヤードくらい伸びた。
【ジョニ男】叩くって原理としてはビンタみたいな感じ。スナップが利いているというか…。
【柳橋】いま面白いことが起こりました。ジョニ男さんがスナップを利かせてビンタしたとき、下半身が勝手に動いています。意識してないですよね? 道具の使い方の基本ができているので、強く叩こうとすればするほど足が使えてくる。アマチュアの方が一生懸命下半身を使っても飛距離が上がらない理由の1つが、手の教育ができてないパターンが多いんです。
【ジョニ男】飛ばしのポテンシャルはここが限界と諦めていたけど、使い切れていなかったんですね。これはすごい大発見です!
柳橋章徳
やぎはし・あきのり/1985年生まれ。茨城県出身。大不振に陥っていた稲見萌寧を復活優勝に導いたコーチ。YouTubeではアマチュア向けのレッスンを発信している
岩井ジョニ男
いわい・じょにお/年齢非公表。千葉県出身。ベストスコアは「89」だが、普段は「100前後」で回る。持ち球の飛ばないスライスが安定しているため、飛距離は諦め気味
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●昨年の4~5月、自己ワーストの4試合連続予選落ちを喫するなど、大不振に陥った稲見萌寧。そこで柳橋コーチが提案したインパクトバッグとは? 関連記事【スイングの迷路に迷い込んだ稲見萌寧を復調させた1つの練習器具】をチェックしよう。