【診断】手のヒラを擦る? 目を閉じてその場で足踏み? 新感覚の理論で自分に合ったアドレスを見つけよう!
どんなスイング理論でも全ての人には当てはまりません。人によって合う合わないがあるものです。川崎志穂などの指導をする平尾貴幸氏は「パワーコネクティングで診断すれば、あなただけに合ったアドレスに出会えるはずです」といいます。さあ、あなたに合ったアドレスを診断してみましょう。
配信日時:2024年5月27日 09時02分
診断18:腕を左右どちらに回して力が入る?
ソールするときのクラブの下ろし方は真っすぐ? 右に倒してから?
平尾:ゴルファーのアドレスやルーティーンをよく観察すると、アドレスする前にクラブを胸の前から真下に下ろすタイプと、右に倒したところからボールにセットするタイプがいます。
一般的なのは真下に下ろすタイプですが、右に倒すタイプで有名なのが永久シードプレーヤーの片山晋呉選手です。片山選手は腰の高さでクラブを右に倒した姿勢でグリップを作り、そこからアドレスポジションに入っています。
専門用語になるのですが、チェックしているのは前腕部分の「回内・回外」の動きです。分かりやすく説明すると、回内は前腕を内側に回して手のヒラを下に向ける動きのこと。腕を外側に回して手のヒラを上に向けることは回外といいます。
左右の腕を前に出した姿勢から左方向に回したとき(左手が回外・右手が回内)、右方向に回したとき(左手が回内・右手が回外)のどちらで力が入るか確認してみてください。
【診断結果】
Aの人は「クラブを真っすぐ下ろして」アドレス
Bの人は「クラブを右に倒して」からアドレス
川崎:私は左手が回外・右手が回内で力が入るので、クラブを真上から下ろすタイプでした。難しい話はよく分からないのですが、右手の前腕部分は内側に絞るような感覚ですよ。最後はショットではなくパターに関する診断。あなたに合うパターの軸が分かりますよ。