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アマチュアは今平周吾を参考にすべき! 超・短くクラブを持つから理想的なクラブ軌道を実現できる【プロコーチが解説】

アマチュアは今平周吾を参考にすべき! 超・短くクラブを持つから理想的なクラブ軌道を実現できる【プロコーチが解説】

国内男子ツアー開幕戦「東建ホームメイトカップ」が4月10日(木)に始まる。2度の賞金王に輝き、2023年大会のチャンピオンである今平周吾。「彼のスイングは理想的です」と話すのは臼井麗華のコーチを務める柳橋章徳氏だ。一体、どこが理想的だというのか解説してもらった。

所属 ALBA Net編集部
ALBA Net編集部 / ALBA Net

配信日時:2025年4月9日 11時36分

今平周吾はグリップを短く持つことで、振り遅れを防いでいた
今平周吾はグリップを短く持つことで、振り遅れを防いでいた (撮影:鈴木祥)

国内男子ツアー開幕戦「東建ホームメイトカップ」が4月10日(木)に始まる。2度の賞金王に輝き、2023年大会のチャンピオンである今平周吾。「彼のスイングは理想的です」と話すのは臼井麗華のコーチを務める柳橋章徳氏だ。一体、どこが理想的だというのか解説してもらった。

【連続写真】こんなに短く持つの!? クラブを使う天才・今平周吾のドライバースイング



今平選手はクラブのデザイン通りに振っていて、個人的に一番好きなスイングですね。テークバックで若干クラブを立てて、切り返しから後ろにシャロ―アウトし、クラブが右回りになっています。一方でインパクト付近からは左回りになる。「L字の道具を使うにあたって理想的な運動というのはこれ」というスイングです。

クラブを短く持つのも、そこが一番コントロールしやすい位置だからだと思います。今平選手は、クラブの先端が遅れてくるのが嫌なんでしょう。短く持つと、カウンターが入ってクラブヘッドがリリースしやすくなります。アマチュアの方にもぜひ参考にしてほしいですね。

また、左右に体を振りながらスイングするタイプで、始動するときも、左から右にスッと体を揺さぶっています。テークバックの早い段階で、左肩と頭の位置が右足の上にあるのがその証拠です。切り返しからも、胸郭が右を向いたまま、骨盤が左にスッと動いています。そこから止まることなく、しっかり骨盤が回り続けていて、運動連鎖的にとても良いですね。国内男子ツアーの開幕戦が楽しみです。

■今平周吾
いまひら・しゅうご/1992年生まれ、埼玉県出身。高校を中退して米国のIMGアカデミーでゴルフ修行。帰国後に下部ツアーで賞金をを獲得し、2015年からレギュラーツアーに本格参戦。17年に初優勝を挙げ、18年、19年には賞金王に輝いた。ロピア所属。

■柳橋章徳
やぎはし・あきのり/1985年生まれ、茨城県出身。強豪・中央学院大学ゴルフ部ではレギュラーとして活躍。PGAティーチングプロA級の資格を取得し、男女のトッププロを指導。現在は臼井麗香のコーチを務める。



世界中のツアー通算113勝を挙げているジャンボ尾崎のスイングは、現代でも大いに参考になる。関連記事「ジャンボ尾崎は40年前から時代を先取り! 小さなメタルウッドで300Y飛ばす秘密とは?【ジャンボ軍団が解説】」で解説している。

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