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砲台グリーンはピン位置に関係なく、キャリーで『手前3分の1狙い』に徹する【上手い人の頭の中】

砲台グリーンはピン位置に関係なく、キャリーで『手前3分の1狙い』に徹する【上手い人の頭の中】

距離や方向性がブレると、球がコロがり落ちて打ち上げのアプローチを強いられる砲台グリーン。どこを狙えばいい?

所属 ALBA Net編集部
ALBA Net編集部 / ALBA Net

配信日時:2024年5月22日 07時30分

ピンの根元が見えず、ボールが止まりづらい打ち上げのアプローチを避けるためには、砲台グリーンは乗せることが最優先。特にグリーンの奥へ外すとアプローチがすこぶるシビアになる。ピン位置に関わらず、グリーン中央より手前に落とすことを心がけて大叩きを防ぎたい
ピンの根元が見えず、ボールが止まりづらい打ち上げのアプローチを避けるためには、砲台グリーンは乗せることが最優先。特にグリーンの奥へ外すとアプローチがすこぶるシビアになる。ピン位置に関わらず、グリーン中央より手前に落とすことを心がけて大叩きを防ぎたい

結論からいうと、砲台グリーンは手前3分の1のエリアにキャリーで落とせば大叩きはありません。打つ人の技量や持つ番手、グリーンの状況によって、狙いどおりに手前3分の1でバウンドしてピタッと止まることもあるでしょうし、センターや奥までコロがることもあるでしょう。そのことを踏まえて、ピンポジション別に説明していきましょう。

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ピンが奥に切られている場合、グリーンオーバーすると奥からのアプローチはエッジからピンが近い&打ち上げ&グリーンが下り傾斜&左足下がりなど、止まらない条件のオンパレードとなります。だから、絶対に避けなければなりません。グリーンの手前3分の1に落ちてすぐ止まってもOK、センターへ行けば2パット圏内、奥までコロがれば“ベタピン”です。

ピン位置がセンターだとしたら、グリーンの手前3分の1に着弾してセンターまで行けばワンピンに付くし、手前か奥で止まっても3パットのリスクを減らせるでしょう。

砲台グリーンで最も難しいピンポジションは「手前」なんです。その状況だと手前ギリギリを狙いがちですが、当たりが薄ければ届かないし、フロントエッジの辺りは左右が絞られているので方向性がブレるとこぼれやすい。結果としてグリーンの手前に外すと、ショートサイド&打ち上げの厄介なアプローチが残ってしまいます。

つまりピンが手前のときは、グリーンの手前からセンター寄りが落し所に。そこに落ちてセンターで止まれば御の字、止まらなくて奥までコロがっても届かずにショートするよりは良しとしましょう。

砲台グリーンは距離を多めに見なくてはならないし、ボールが斜めに着弾するので止まりづらくなります。センターに落としても、ランが出てオーバーする可能性があるからこそ「砲台グリーンはとりあえずセンター狙い」と安易に攻めるのは、ピンチを招きます。

■吉本 巧
よしもと・たくみ/1980年8月27日生まれ、兵庫県出身。「表参道ゴルフアカデミー」(東京都)の代表を務めるプロコーチ。14歳から単身渡米して世界最先端のノウハウを身に付けた。「吉本巧のYouTubeゴルフ大学」のレッスンも好評

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