みんな苦手! 30・40・50ヤードは「お腹」で打ち分ける/アプローチの距離感
アプローチで30・40・50ヤードを打ち分けたいけど、イメージ通りに上手く打てない……。「そんな人は、お腹を上手く使った打ち方をすれば緩みません」と立浦葉由乃は語る。微妙な距離でも寄せられるコツを取材してみた。
配信日時:2023年8月18日 07時58分
30・40・50ヤードと打ち分けるときは、振り幅を変えて打ちますよね。そういうケースでありがちなのが、振り幅を大きくして緩んだり、振り幅を小さくしてカツンと打ち込んだりするミスです。手先で余計な操作をせずに体の回転で打つことが大事です。
私が実践しているのが、お腹に力を入れる打ち方です。ダウンスイングではお腹を凹ますように腹筋に力を入れて左足から踏み込みます。インパクト以降にかけて、お腹を伸ばして大きく回しましょう。そうすると、体の回転で振れるので手打ちになりません。イメージとしてダウンでお腹の力を“グーッ”と縮めたらフォローで“パーン”と解放する感じ。この打ち方なら振り幅を変えてもミスしづらくなりますよ。
【30ヤード】 腰から腰の高さで振る。これが飛距離の基準に。まずは30ヤードで練習するのがオススメ
【40ヤード】 胸から胸の高さ。基本的な動きは30ヤードのときと同じで、下半身から切り返すことが大事
【50ヤード】 手元は肩から肩の高さまで上がり、コックを軽く入れる。フィニッシュでお腹を目標に向けるのは同じ
立浦 葉由乃
たてうら・はゆの/1996年生まれ、愛知県出身。2017年プロ入り。正確なショットを武器に主にステップ・アップ・ツアーで戦うショットメーカー