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ゴルファーが陥る“振り遅れ” に、フタなし中身なしのペットボトルが超絶有効だった

ゴルファーが陥る“振り遅れ” に、フタなし中身なしのペットボトルが超絶有効だった

シニアツアー通算3勝の理論派ゴルファー、米山剛が振り遅れを直すドリルを紹介。

所属 ALBA Net編集部
ALBA Net編集部 / ALBA Net

配信日時:2024年1月11日 15時58分

ペットボトルが潰れない程度のグリップ圧が振り遅れを防ぐ?
ペットボトルが潰れない程度のグリップ圧が振り遅れを防ぐ? (撮影:高橋淳司)

国内男子ツアーで通算3勝を挙げた米山剛は、45歳のときに首痛が悪化しスイング改造に着手。谷将貴コーチの指導のもと、腕を高く上げるオーバースイング気味だったトップから、フラットでコンパクトな形へと変貌を遂げ、15年から参戦しているシニアツアーでも勝ち星を重ねてきた。ゴルフ雑誌ALBA883号の特集『ダウンスイングを整える』では、空のペットボトルを使った“振り遅れ”を直すポイントを紹介している。

米山は「『インから下ろして球をつかまえる』と考える人は多いと思います。ただ、『インから入れる』意識が強すぎると、手先に力が入り状態が伸び上がって振り遅れてしまいます」と、かえってミスにつながると指摘。

自身は球をつかまえるために「インから下ろす」よりも「手元を真下に落とす」感覚を大切にしているという。「クラブの重量を使って手元をストンと落としましょう。すると、体を回転させる影響もあり、プレーンに下ろすことができます」。

「インから下ろす」は手元を真下に下ろすイメージ

「インから下ろす」は手元を真下に下ろすイメージ (撮影:高橋淳司)

手元をストンと真下に落とすポイントは「グリップをギュッと握らないこと」。具体的には「空のペットボトルが潰れない程度」のグリップ圧だと話す。「実際に空のペットボトルを持って潰さないように振ってみましょう。この力加減で振っていれば、ストンとクラブを落としやすくなります。また、手のヒラでグリップを握ると力みやすいので、指先に引っ掛けて握りましょう」。

ボールをつかまえられずに悩んでいる人は、インから入れる意識が強くなりすぎて、手先に力が入り、振り遅れている可能性が高い。空のペットボトルを使って、自分のグリップ圧を見直してみよう。

バックスイングからペットボトルが潰れないグリップ圧をキープしてスイングする
腕の力でインからクラブを入れようとすると、ペットボトルが潰れてしまい、振り遅れにつながる
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バックスイングからペットボトルが潰れないグリップ圧をキープしてスイングする (撮影:高橋淳司)

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