いつでも90が切れる!「スイング軸」が安定する連続素振りには、2ステップが必要
藤田寛之や宮本勝昌を育てたチーム芹澤必須の軸ドリルを紹介。「7番アイアンで連続素振りをして、背中に軸を感じられれば、90切りできます」と芹澤信雄は言うが、その効果やいかに。
配信日時:2023年10月20日 09時12分
ほとんどのミスは、スイング軸が崩れるのが原因です。軸を安定せるには、7番アイアンでの連続素振りがオススメ。これはチーム芹澤でも実践しています。ただ、連続素振りと言っても2ステップに分けるとより効果が上がります。
1つめのステップでは剣道のように7番アイアンを胸の高さに上げて、そのまま上体を左右に連続で回します。お腹を締めながら連続で振ると、背中に軸を感じられるようになると同時に、両ワキを締めて手元を体の正面に置いたまま振る感覚も養えます。
2つめのステップでは、トップとフォローで手首がL字になるように、連続で素振りをします。トップでは左腕が伸びて、フォローでは右腕が伸びて右手が上にくるように意識しましょう。手を走らせるようにアームローテーションさせて振ると、次第に下半身に重みが出来て背中に軸を感じられるようになります。上体が突っ込む人は、毎日繰り返すといいでしょう。この素振りでもお腹を締めながらするのがポイント。これができれば全番手でオンプレーンで振れるようになり、スコアがグッと安定しますよ。「いつでも90切り」も夢ではありません。
芹澤信雄
せりざわ・のぶお/1959年生まれ、静岡県出身。シニア屈指の理論派で、藤田寛之や宮本勝昌らを指導して一流プロに導く。ツアー通算5勝。TSIグルーヴアンドスポーツ所属