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右の林からでもピンが狙える! インテンショナルスライスは「左手の甲」の向きが大事

右の林からでもピンが狙える! インテンショナルスライスは「左手の甲」の向きが大事

昨季、国内男子ツアー「バンテリン東海クラシック」で5年ぶりの勝利を挙げた木下裕太に、インテンショナルスライスの打ち方を教えてもらった。

所属 ALBA Net編集部
ALBA Net編集部 / ALBA Net

配信日時:2024年2月28日 10時02分

真っすぐ打つことだけでなく、自分の意図したとおりにボールを操るのもゴルフの醍醐味だろう。「左右や高低の打ち分けができると、がんがんピンを狙っていけるようになるし、ゴルフはもっと楽しくなります。それに実は真っすぐ打つ方法も理解できるんですよ」と話すのは、ツアー通算2勝の木下裕太。プロは木があって真っすぐピン方向に打てない状況でも、球を曲げてグリーンを狙ってくる。今回は、木下流のインテンショナルスライスの打ち方を教えてもらった。



意図的に右に曲がるボールを打つには、アウトサイド・イン軌道で振ることが重要です。目標より左を向いて構え、肩と腰のラインも左に向けます。足を左に向けたら、クラブを両手で持ち上げ、ストンと落としてみてください。腰と肩のラインが自然にそろいやすくなります。

曲げ幅を大きくしたいときほど、オープンスタンス、オープンフェースで構えましょう。また、ロフトが立っている番手のほうがスライス回転をかけやすくなります。

セットアップできたら、肩をタテに回してクラブを上げ、スタンスなりにスイングしてください。スライス回転をかけるなら、インパクト時にフェースを閉じないことが重要。左手の甲を上に向けて振り抜くと、フェースが返らず、スライス回転をかけやすくなります。

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(撮影:鈴木祥)

私がオススメする練習法は、左ワキにタオルを挟んで、左手で片手打ちするドリルです。体の左サイドに一体感が生まれ、体のターンで球をさばけるようになりますよ。左ワキが空いてしまうと、右肩が下がり、アウトサイド・インで振れなくなります。また、ダフリのミスやコスリ球が出やすくなるので注意してください。

■木下裕太
きのした・ゆうた/1986年生まれ、千葉県出身。初優勝は2018年。昨季は「バンテリン東海クラシック」で5年ぶりの勝利を挙げた。光莉リゾート&GOLF所属

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