身長158センチでHS50m/s! 「パワーよりスピードが大切」ドラコン女子・押尾紗樹の切り返し術とは?
身長158センチでヘッドスピードが50m/sを出すドラコン女子の”切り返し”のコツとは?
配信日時:2024年3月11日 07時30分
日本を代表するドラコン女子プロの押尾紗樹は、「飛ばすためにはパワーよりスピードが大切」と話す。身長158センチでヘッドスピード50m/sを出す“切り返し”のコツとは?
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もし飛ばしがパワーだとしたら、私の筋力で377ヤード飛ばすのは無理。だから私はドライバーを振り子のように動かしています。力を入れるのはスピードがゼロになる振り子の頂点、トップから切り返しの一瞬だけです。
切り返した瞬間に右手で軽くポンと押したら手元は真下に引く。そこから先は力が抜けていたほうがヘッドは走ります。右手で押し続けてしまうと、手首のコックが早くほどけてアーリーリリースとなり、ヘッドは走りません。
振り子スイングの主役は体ではなく腕です。腕がスピーディに動くと体は自然に付いていきます。気を付けるのは絶対にスイングの軸をぶらさないこと。実際の振り子でも、支点がぶれるとスピードが落ちてしまいます。アドレスからフォローまで頭の位置をキープしましょう。
■押尾紗樹
おしお・さき/1993年生まれ、埼玉県出身。身長158センチ。公式記録377ヤードを誇り、「プロドラコンツアー全日本選手権」では2019年から前人未到の3連覇を達成。JPDAプロドライビングスタジオでレッスン活動も行っている
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