スイングは深く考えすぎずシンプルに! ネクストヒロイン2トップが教える“私”のポイント
マイナビ ネクストヒロインゴルフツアーの前半戦が終了。現在ポイントランキングでトップを走る佐渡山理莉と、第2戦で優勝しポイントランキング2位につける早川夏未が自身のスイングのポイントを教えてくれた。
配信日時:2024年6月5日 08時04分
マイナビ ネクストヒロインゴルフツアーの前半戦が終了。現在ポイントランキングでトップを走る佐渡山理莉と、第2戦で優勝しポイントランキング2位につける早川夏未が自身のスイングのポイントを教えてくれた。
■フェアウェイウッドでイーグルチャンスに! 考えるのは「シャフトを真っすぐ戻すだけ」
飛距離の出るドライバーが魅力の佐渡山。セカンドショットでフェアウェイウッドを駆使してイーグルチャンスにつけるシーンも多く見られる。そんな佐渡山がフェアウェイウッドのポイントを教えてくれた。
佐渡山:パー5のセカンドショットでグリーンを狙うとき、「飛ばしたい」「球を高く上げたい」という気持ちが強くなると、上体に力が入って振り遅れ、右プッシュやスライスのミスが出やすくなります。
私はシンプルに考えたいので、アドレスの位置にシャフトを戻すことだけを意識してスイングしています。体の正面でインパクトするイメージとも言えますね。そうすると、クラブがスムーズに動いてくれてクリーンに球を捉えられますよ。
■トップで2秒停止! 勝手に下半身から動きだせる
ネクストヒロインツアー前半戦終了時点で、平均スコア68.6でトップに立つ早川は、安定感のあるショットが魅力。セカンドでチャンスにつけ、バーディを量産している。そんな早川が気を付けていることとは?
早川:私がスイングで気を付けているのは、トップで“間”を作ること。トップから切り返しに間がないと、打ち急ぎにつながりますし、アウトサイドインの軌道になってミスにもつながります。
私は、トップの形を作ったら、その場でピタッと2秒停止して間を作ります。このとき、胸をしっかり回して体を捻転させることが大切です。体を捻転させた状態で止まっていると、腰が勝手に動き出して下半身リードのダウンスイングに。練習のときは、もっと長く止まる意識をすると効果的ですよ。
■佐渡山理莉
さどやま・りり/2000年生まれ、沖縄県出身。16~18年はナショナルチームで、古江彩佳や西村優菜などと共に活躍。昨シーズンはマイナビ ネクストヒロインゴルフツアーで2勝を挙げた。今シーズンは優勝こそないものの、安定した活躍でポイントランキングトップを走っている
■早川夏未
はやかわ・なつみ/2002年生まれ、埼玉県出身。今シーズンの第2戦「Sanrio Smile Golf Tournament」にて、マイナビ ネクストヒロインゴルフツアー初優勝。今シーズン出場した試合はすべてトップ5に入る活躍を見せている。文化シャッター所属
◇ ◇ ◇
●手のヒラを擦る? 目を閉じてその場で足踏み? 川崎志穂がイップスを克服できた不思議な理論で、あなただけのアドレスを見つけよう! 関連記事「あなたのパワーを最大限に引きだす~~」では、アドレス診断を一挙公開中!