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川崎春花は158cm・51kgで、なぜ250Yも飛ぶ? 「右手だけでトップを作ると、川崎式トップが作れる」【プロコーチが解説】

川崎春花は158cm・51kgで、なぜ250Yも飛ぶ? 「右手だけでトップを作ると、川崎式トップが作れる」【プロコーチが解説】

1月23日発売のゴルフ雑誌ALBA909号では、川崎春花のスイングについて徹底分析。

所属 ALBA Net編集部
ALBA Net編集部 / ALBA Net

配信日時:2025年2月12日 01時00分

右手だけで振り上げると右胸の筋肉を開くように使えるため、右ヒジが高く上がる。体が硬めの人でも高いトップが作りやすくなる
右手だけで振り上げると右胸の筋肉を開くように使えるため、右ヒジが高く上がる。体が硬めの人でも高いトップが作りやすくなる (撮影:GettyImages)
右手だけでクラブを持ってトップを作ってみよう。右肩甲骨が寄るような感覚を得られたらOK。右サイド全体を“ 高く開く”イメージがいい
左手主導で上げると右肩甲骨が開いた状態になるので、トップが小さくなる。両手で高いトップを作ろうとしても、高く上がらない
クラブを右手で持って素振り。右手主導で高いトップを作る。その後、両手で振って真下に下ろす感覚を養おう
両手で素振りをするときは真下に振り下ろして、足元付近で音を鳴らそう。左サイドで鳴るとスエーの可能性があるので注意しよう
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右手だけでクラブを持ってトップを作ってみよう。右肩甲骨が寄るような感覚を得られたらOK。右サイド全体を“ 高く開く”イメージがいい (撮影:田中宏幸)

身長158cm、体重51kgと小柄なのに、ドライバーでは250ヤード超えのショットを放つ川崎春花。どうしてそんなに飛ぶのか? 1月23日発売のゴルフ雑誌ALBA909号では、川崎が効率的に飛ばせるポイントをプロコーチの阿河徹が分析。ゴルフ仲間から「ミスター180ヤード」と呼ばれるお笑い芸人、岩井ジョニ男さんが阿河の指導で川崎のスイングに挑戦する。

【連続写真】高いトップから直線的に下ろすスイング! 右手だけで振り上げると川崎式トップが作れた

◇ ◇ ◇

【ジョニ男】体が硬い僕でも、川崎プロのような高いトップが作れますかね?

【阿河】プロのように高く上げるには柔軟性が必要ですが、ある程度の高さに上げることは可能ですよ。まずは右手だけでクラブを持ってトップを作りましょう。両手でクラブを持って高く上げようとしても、右肩甲骨が開いたままなので、トップは小さくなる。その点、右手だけでトップを作ると、右肩甲骨が寄って右ヒジが高く上がります。

【ジョニ男】こんな感じですか? けっこうキツイですね。

【阿河】まだまだ。もっと重心を高くして目一杯上げましょう。ミドルアイアンより長いクラブは、高いトップにした方が、球も上がりますよ。

【ジョニ男】本当だ。川崎プロみたいに高く上がった!

【阿河】その高さを体感した後、両手でクラブを持って素振りをしましょう。右胸を開いて高いトップを作ったら、タテに振り下ろしてください。タテに振れていれば、ボール付近でビュンと音が鳴るはずです。

■川崎春花
かわさき・はるか/2003年生まれ、京都府出身。22年のルーキーシーズンにメジャー初優勝を含む2勝をマーク。昨シーズンはキャリアハイとなる年間3勝を挙げてメルセデス・ランキング9位と躍進した。村田製作所所属。

■阿河 徹
あが・とおる/1976年生まれ。谷原秀人や金田久美子など、これまでに50人以上の男女プロゴルファーを指導。現在は藤本佳則や塩見好輝らを教えている。東京都世田谷区にある井山ゴルフ練習場を中心にレッスン活動を行う。

■岩井ジョニ男さん
いわい・じょにお/年齢非公表。千葉県出身。ベストは89だが、普段は100前後。飛ばないスライスが持ち球で、飛距離は諦め気味。仲間からも“ミスター180ヤード”と呼ばれている。

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●昨季3勝の川崎春花のスイングを分析。関連記事【「主流のスイングとは真逆」 川崎春花は158cm・51kgで、なぜ250ヤードも飛ばせるのか?【プロコーチが解説】】を読めば、強さの秘密が分かります。

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