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「重心を感じて、クラブに振られる」から再現性が高い! プロ仲間も心酔する申ジエのスイング

「重心を感じて、クラブに振られる」から再現性が高い! プロ仲間も心酔する申ジエのスイング

昨年は2勝を挙げ、メルセデスランクは2位。ベスト5入りは12試合と相変わらずの無双っぷりを見せつけたのが申ジエだ。

所属 ALBA Net編集部
ALBA Net編集部 / ALBA Net

配信日時:2024年2月21日 18時36分

昨年は2勝を挙げ、メルセデスランクは2位。ベスト5入りは12試合と相変わらずの無双っぷりを見せつけたのが申ジエだ。力みをまったく感じさせない小気味いいスイングは、世界ランク1位にもなった2010年からずっと変わらない
昨年は2勝を挙げ、メルセデスランクは2位。ベスト5入りは12試合と相変わらずの無双っぷりを見せつけたのが申ジエだ。力みをまったく感じさせない小気味いいスイングは、世界ランク1位にもなった2010年からずっと変わらない

昨年は2勝を挙げ、メルセデスランクは2位。ベスト5入りは12試合と相変わらずの無双っぷりを見せつけたのが申ジエだ。力みをまったく感じさせない小気味いいスイングは、世界ランク1位にもなった2010年からずっと変わらない。心酔した多くのプロが教えを乞いにくるほどだ。どこがどうすごいのか。女子プロたちのプレーを間近で見ている大西翔太コーチに詳しく聞いた。

「まず見てほしいのがテークバック。コック始動で上げているのはドライバーだけでなく、アイアンもアプローチも同じです。こうすることで手首を柔らかく使うことができます。

手首を柔らかく使うというのは本当に大事なことで、クラブが動きたいように動かせるんです。コック、リリース、ターンとスムーズなスイングになるから、毎回同じように振れる。しかもどんなクラブ、番手を持っても同じリズム、軌道で打てる。よく言われる『クラブに振られるスイング』というのはこのことです。手元で操作することがないから、いつでも強い。

ポイントはまだまだあって、コックを入れて上げると肩はタテ回転になります。アップライトなスイングになって、インパクトゾーンが長くなり方向性が上がる。また棒立ち気味のアドレスで、ボールの近くに構えていますよね。だから、アップライト軌道に振りやすいんです。前傾角度が全く変わらないため、軌道も安定する。

このスイングを真似するには片手でSWを持って30ヤードを打ちましょう。左右の手で繰り返すことで手首を柔らかく使えるようになります。クラブの重心を感じられるようになるので、ゴルフのレベルがグッと上がりますよ」。

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■申 ジエ
シン・ジエ / 1988年生まれ。韓国全羅道出身。昨年は2勝を含むベスト5入りが12試合。圧倒的な安定感で最後まで女王争いを繰り広げた。多くの女子プロに慕われ、ゴルフについて聞かれたら何でも答える。スリーボンド所属

■大西翔太
おおにし・しょうた/1992年生まれ、千葉県出身。青木瀬令奈のコーチ兼キャディを務めてツアーを転戦。スイング理論に精通し、ジュニアゴルファーの指導も行うなど、多方面で活躍している

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