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    【即効レッスン】ドライバーのスライスの直し方|ティショットを曲げないコツ

    ゴルフでスライスに悩んでいる人はとても多いはずです。特にティショットで大きく右に曲げてスライスを打ってしまい、OBなどのトラブルで大叩きをした経験は誰にもあるかもしれません。スコアを劇的に改善したい人や、ドライバーでティショットする時にスライスの曲がりを抑えて気持ちよく真っすぐ打ちたい人は、これから説明するコツをぜひ試してみてください。

    所属 ALBA Net編集部
    ALBA Net編集部 / ALBA Net

    配信日時:2023年11月7日 02時57分

    • レッスン
    • ドライバー
    • スライス
    目次 / index
    この記事の写真 15 枚を見る

    1.ドライバーでなぜスライスが起こるのか?スライスの種類は2つ

    ドライバーショットがスライスになってしまう原因を知っておかなければ、対処しようがありません。

    スライスの根本的な原因は、フェースが右を向いて(開いて)インパクトをすることによっておこります。そして、自分がどんな原因でスライスに悩んでいるか把握する必要もあります。

    スライスになっている原因を把握することで、スイングを修正し、スライスを防ぐことにつながるのです。

    スライスを大きく分けると以下の2種類です。
    ●プルスライス
    ●プッシュスライス

    自分のスライスがどちらなのか、確認していきましょう。

    【1】プルスライス

    プルスライス(ひっかけスライス)は、右打ちの人であれば目標方向に対して、左に飛び出してから右に曲がるスライスです。(左打ちの人は左右反対)

    プルスライスが起こる原因は、ダウンスイングでクラブが外側から降りてきて、インパクト後のフォロースルーでは内側へ抜ける「アウトサイド・イン」の軌道になっているからです。

    そして、フェースの向きがクラブ軌道よりも右を向いているためスライス回転がかかり、ボールは左に向かって飛び出すプルスライスになります。

    大きなトラブルになる可能性はプッシュスライスよりも低いですが、曲がり幅などによっては飛距離を大きくロスしてしまうことがあります。

    【2】プッシュスライス

    プッシュスライスは、右打ちの人であれば目標方向に対して右に飛び出してさらに右に曲がるスライスです。(左打ちの人は左右反対)

    プッシュスライスが起こる原因は、ダウンスイングでクラブが内側から降りてきて、インパクト後のフォロースルーでは外側へ抜ける「インサイド・アウト」の軌道になっているからです。

    プッシュスライスは出だしからボールが右に出て、スライス回転によりさらに右に曲がるため、OBといった大きなトラブルになる可能性があります。

    2.ドライバーのスライスの直し方

    ドライバーでスライスに悩んでいる人に向けて、スライスの直し方を紹介します。

    スライスを防ぐグリップに直す
    ●ティアップを高くしてスライスを直す
    ●右6 : 左4の体重配分でアドレスする
    ●スイングの軌道を直してスライスを防ぐ

    これらのポイントを抑えて練習してみてください。

    【1】スライスを防ぐグリップに直す

    右手を少し下から握る「ストロンググリップ」にすることです。グリップの握り方を変えると違和感があるかもしれませんが、インパクトでフェースが右を向く動きを大きく変えることができます。

    スライスに悩んでいる人は「ウィークグリップ」になっていませんか。ウィークグリップとは右手が上になるような握り方(下の写真〈左〉)です。

    ウィークグリップだと、クラブフェースが返しにくく、フェースが右を向いたままインパクトしやすくなります。

    右手を少し下から握る「ストロンググリップ」(上の写真〈右〉)にすることでフェースを返しやすくなるため、インパクト時にボールを真っすぐ捉えることができ、スライスを直すことができます。

    さらに詳しく『【100切り】スライスしないグリップあります 右肩が前に出ないように、右手は“下から”握ろう!

    【2】ティアップを高くしてスライスを直す

    スライスが出る多くの人はボールを上から打ち込む傾向があります。ティを高くすることで、下からヘッドが入るアッパー軌道になりやすく、さらにダウンスイング時にインサイドからクラブが下りてくるようになります

    そうすることで、ボールにスライスと逆のフック回転をかけやすくなり、スライスを直すことが可能です。

    さらに詳しく『【100切り】スライス防止はティアップを高くする

    【3】右6 : 左4の体重配分でアドレスする

    体重配分は右6:左4にすることで、ボールを後ろから見ることができ、体の右側のスペースを活かしてスライスとは逆のフック回転がかけやすくなります。

    体重配分を右5:左5の体重配分で構えると、トップで左足に体重が乗ってしまい、左に突っ込むしかないため、インパクトで詰まってフェースが返すのが難しい。そうなると、フェースが開いてしまいスライスや右プッシュのミスが出やすくなります

    右6:左4で構えることでトップではしっかりと右足に体重を乗せることでき、体の右側にスペースを活かすことで自然とフェースを返すことができます。

    さらに詳しく『【第9回】西村優菜の“ザ・レッスン” ドライバーのスライス撲滅♯1「インから下ろせるドローの構え」

    また、アドレスをした時に右ヒジが高くなっている場合も要注意です。アドレスで右肩が前に出て、肩のラインが左を向いてしまっているのです。

    このまま振るとスイング軌道はアウトサイド・インになります。右ヒジが高くなっている人は、左右平行になるように構えてみましょう。

    そうすることで、右肩が前に出にくくなり、スライスの原因となるアウトサイド・インの軌道を修正することが可能です。

    さらに詳しく『【ゴルフの100切り】脱スライスには腕の動きが大事 ヒジから先を回してボールをつかまえよう!

    【4】スイング軌道を直してスライスを防ぐ

    フェースをボールに向けたままバックスイングをすることで、フェースが右を向いてインパクトするのを防ぎ、スライスを直すことができます。

    特に、プッシュスライスが出るようなダウンスイングでインサイドからクラが下りる人は、振り遅れが原因でフェースが右を向いてインパクトをしてしまいます。

    そのような人はクラブをインサイドに上げずにフェースをボールに向けたままバックスイングしてみると、スライスが改善されるはずです。

    ダウンスイングでクラブフェースが寝る(右を向く)動きが防げるため、インパクトでフェースが開かずにボールを捉えることができます。

    さらに詳しく『【100切り】究極の脱スライス法 フェースをボールに向けたまま上げよう!

    3.スライスを直す練習ドリル!左手一本ドリル

    スライスを直す練習ドリルについて紹介します。

    左手だけでトップを作り、右手を添えるだけというドリルです。この練習をすることで、上体と左手を一体化させて、バックスイングを正しく上げる動きが覚えられます。

    この時に左ヒジは曲げないように上げ、左肩を大きく回す意識が大切です。
    トップができたら、右手を添えてスイングします。

    さらに詳しく『「スライスを直すにはバックスイングが一番大事です」稲見萌寧

    4.ラウンド中にスライスが出たときの対処法

    ラウンド中にスライスが出たときの応急措置として、2つ方法を紹介します。右に池やOBなどがある場面で、どうしてもミスをしたくないときに実践するとスコアアップにつながります。

    【1】ドライバーのグリップを極端に短く握る

    ドライバーのグリップをいつもより、指2本分以上短く握ってみてください。振り遅れが防げ、スライスを直して曲がり幅を抑えることができるはずです。

    さらに詳しく『ドライバーのスライス&振り遅れ 簡単な直し方/柏原明日架

    5.まとめ

    ドライバーは特に長いクラブのため、振り遅れが生じて、フェースが右を向きスライスが出やすいです。ティショットで大きく曲げてトラブルになってしまうと、せっかくのラウンドも楽しめなくなってしまいます。

    人によってスライスの原因はさまざまですが、一つ一つ自分のスイングをチェックして、原因を見つけてみると、スライスが改善するはずです。

    今回紹介した、スライスを直す方法を試してみて、スコアアップを目指してみてください。

    この記事のタグ

    • ドライバー
    • スライス

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