練習をしまくっていてもなかなか上達しない人がいる一方、独自の練習法でどんどんスキルアップしている人もいる。両者の違いはどこにあるのだろうか? お金も時間も制限される中でシングル入りしたゴルファーにインタビュー。34歳の大寺誠さんは「プラスハンデになれたのは、アイアンの精度を高めたから」と話す。一体どんな練習をしたのか?
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ドライバーは290ヤードくらい飛ばせます。昔から飛距離には自信があったものの、セカンドでグリーンを外すミスが悩みでした。そこで意識するようになったのが、「アドレス」「始動」「出球」の3点です。
毎回同じようにアドレスするために使うのがアライメントスティックです。オーソドックスな使い方ですが、目標方向に向けて1本置き、もう1本はT字になるようにセットします。
始動するときは、ライ角を変えず真っすぐテークバックするイメージをしています。このとき、ヘッドがスティックよりも内側に入ったり、スティックから外側に離れたりしていないかを確認しています。
そして、出球を意識するために、目標方向に向けてボールを3つ並べ、打った球がなるべくセットしたボールの上を飛ぶように意識しています。ここで出球が大きくズレてしまうとグリーンを外すことになってしまう。だから、毎回この3つの上を飛ぶようにボールを飛ばしています。
私はこれでセカンドショットが安定して、パーオン率が上がりました。それにプラスハンデにもなれたんです。
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