ALBA Net  ゴルフ
ALBA Net  ゴルフ

“間”抜けスライスから脱却しよう! イ・ボミは切り返しで「左尻」を引いて踏み込む

“間”抜けスライスから脱却しよう! イ・ボミは切り返しで「左尻」を引いて踏み込む

イ・ボミに聞く「トップの“間”」の作り方とは?

所属 ALBA Net編集部
ALBA Net編集部 / ALBA Net

配信日時:2024年9月27日 07時47分

左尻を引きながら左に踏み込むと、おヘソが下を向いて手元を下ろすスペースができる
左尻を引きながら左に踏み込むと、おヘソが下を向いて手元を下ろすスペースができる (撮影:福田文平)

「トップの“間”」を作れずに、いきなり手で下ろしにいってしまうゴルファーは多い。結果として、手元を下ろしていくスペースがなくなり、体が伸び上がって弱々しいスライスが出る。力強いショットを打つにはどうしたらいいのか。2015、16年に2年連続で日本ツアーの賞金女王に輝いたショットメーカー、イ・ボミ(韓国)に聞いてみよう。



ダウンスイングのタイミングを整えるには、トップから切り返すときに“間”を作り、上体が一瞬止まった状態を作ることが大切です。上体で打ちに行く動きを抑えながら、足元から順番に体を動かしやすくなります。

トップの“間”を作るには、切り返しでやや下に沈み込む動きが必要です。左お尻を引きながら、自分の後ろに置かれた高い椅子に座るイメージを持つと良いでしょう。前傾角度をキープできて、手元を下ろしていくフトコロが作れます。

切り返しで前傾角を深くするように沈み込み、両ヒザを伸ばしてインパクト。すると、つかまった強いボールが打てる

切り返しで前傾角を深くするように沈み込み、両ヒザを伸ばしてインパクト。すると、つかまった強いボールが打てる (撮影:福田文平)

また、ダウンではおヘソを下に向けることも大切です。おヘソが上を向いてしまうと右足に体重が残って、あおり打ちになりやすい。右足内側と左足外側で踏む意識を持つと、おヘソを下に向けながら回転しやすくなります。

■イ・ボミ
1988年生まれ、韓国水原市出身。2011年から日本ツアーに参戦し、正確なショットを武器に賞金女王を2度獲得、通算21勝を積み上げた。愛くるしい笑顔から『スマイル・キャンディ』と呼ばれ、多くのファンをとりこに。昨年10月の「NOBUTA GROUP マスターズGCレディース」を最後に日本ツアーから引退した。延田グループ所属。

イ・ボミが切り返しについてレッスン

イ・ボミが切り返しについてレッスン (撮影:福田文平)

◇ ◇ ◇

7番アイアンはスタンスの真ん中? ドライバーは左足カカト線上? ボール位置がはっきりと決まっていないゴルファーは多い。関連記事の【「左足カカト線上っていうけど…」 片山晋呉が“左耳の付け根の下”にボールを置く理由とは?】では、再現性の高いショットが打てるボール位置を片山晋呉に取材している。

左尻で「トップの“間”」を作る! イ・ボミのドライバーショットを連続写真でチェック

レッスン 週間アクセスランキング


おすすめコンテンツ

関連サイト