60歳を超えてもキャリー260ヤード! ソール後方を浮かせるだけでドライバーの飛距離がアップする?
61歳の久保勝美は、昨年の国内シニアツアーで自己最高の賞金ランキング9位。決して飛ばし屋ではないが、60歳を超えてもなおキャリー260ヤードを出せるのはなぜなのか? シニアプロが実践している飛ばしのテクニックを紹介する。
配信日時:2024年8月9日 22時45分
61歳の久保勝美は、昨年の国内シニアツアーで自己最高の賞金ランキング9位。決して飛ばし屋ではないが、60歳を超えてもなおキャリー260ヤードを出せるのはなぜなのか? シニアプロが実践している飛ばしのテクニックを紹介する。
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私も昔はドライバーのソールを全て地面につけていました。パワーがあったのでソールを地面につけた状態からでも打ち込んでいけましたが、若い頃より筋力が落ちてしまってアッパー軌道になって飛距離が少し落ち始めたんです。そこで、10年くらい前からソールの後方を2センチくらい浮かせて構えるようになりました。
構えるときは、アイアンのようにハンドファーストにするイメージです。ソール前方を芝につけたまま、ソール後方を少し浮かせます。ソールを浮かせるとバックスイングがシャットになり、ダウンスイングでもタテに振り下ろせて、ヘッドスピードが上がります。ヘッドスピードは40代の頃とほとんど変わっていません。
また、ソール後方を浮かせればロフトが立つので、ボール初速も上がります。この打ち方にしてから、明らかにランが出るようになりました。シニアは“足(ラン)で稼ぐ”のが基本ですね。ぜひ試してみてくださいね。
■久保勝美
くぼ・かつみ/1962年生まれ。トラック運転手からプロになった異色の経歴の持ち主。昨年は国内シニアツアーで2勝目を挙げ「日本プロゴルフグランドシニア選手権」でも優勝。高根カントリー倶楽部所属
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