日本人体型のリッキー・ファウラーが300ヤード飛ばす秘密〜右足体重で振り切るからぶ厚いインパクトで飛ぶ
一流選手の連続写真から本当にアマチュアが学べるポイントだけを、プロコーチのパイオニア内藤雄士がクローズアップして解説。祖父が日系人で、日本人と身長も変わらないリッキー・ファウラー。なぜ、彼はその体格で、300ヤード超えの飛距離を飛ばせるのか? そこには、一流選手に共通する右足の使い方があった…(※ALBA740号掲載)
配信日時:2019年2月14日 08時00分
パワーを最大限生かす右足の踏み方〜右ヒザがツマ先の前に出ないよう太モモをネジろう
【SCOPE!】100度以上の捻転でパワーをためる
やや浅めのアドレスから、トップでは右の股関節にしっかり重心をかけながら、肩を90度以上もローテーションしている。ダウンスイングでは右ヒザと右の股関節は一直線のままで右の太モモを回しながらパワーをためている。
【SCOPE!】ヒザを伸ばしながらモモを内に絞る
フォローの足元を見ると、左足はめくれている状態で、右足はしっかり地面を踏み、右足体重を変えていない。フィニッシュまで前傾角度をキープすることで、上半身が伸び上がらない。足裏が真後ろを向くのも理想的。
やや浅めのアドレスから、トップでは右の股関節にしっかり重心をかけながら、肩を90度以上もローテーションしている。ダウンスイングでは右ヒザと右の股関節は一直線のままで右の太モモを回しながらパワーをためている。
【SCOPE!】ヒザを伸ばしながらモモを内に絞る
フォローの足元を見ると、左足はめくれている状態で、右足はしっかり地面を踏み、右足体重を変えていない。フィニッシュまで前傾角度をキープすることで、上半身が伸び上がらない。足裏が真後ろを向くのも理想的。
ネジリの動きなら、腰が開かない
「右サイドのパワーが飛距離につながるのですが、最も注目して欲しいのは右足の太モモです。ファウラーの右足を見ると、右ヒザと右の股関節は一直線のままで、太モモを回しています。
このネジリの回転パワーが体格以上の飛距離を生むのです。よくアマチュアの人は、右足を踏んだ瞬間に、右腰や右ヒザが前に出てしまい、体が開いてしまいます。
しかし、ネジリの動きであれば、右ヒザも右腰も前に出ることはありません。だからこそ、右足体重で打つことが大事なのです」
このネジリの回転パワーが体格以上の飛距離を生むのです。よくアマチュアの人は、右足を踏んだ瞬間に、右腰や右ヒザが前に出てしまい、体が開いてしまいます。
しかし、ネジリの動きであれば、右ヒザも右腰も前に出ることはありません。だからこそ、右足体重で打つことが大事なのです」
解説・内藤雄士(ないとう・ゆうじ)/1969年生まれ。ツアープロコーチの第一人者として丸山茂樹のツアー3勝をサポート。現在はツアープロのコーチングをしながら、PGAツアーの解説者としても活躍。
★「ALBA-TrossView」最新号・766号の巻頭特集は…米ツアーで独占キャッチ!飛ばし屋たちはみんな右サイド打法だった!?右モモをネジったらぶっ飛んだ!…トッププロの飛距離アップの秘密を紹介します★
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